バイオテクノロジーと脱炭素・環境事業について話せます
■背景
明治大学農学部の准教授を務めています。環境バイオテクノロジー研究室を運営し、微細藻類を用いた脱炭素技術の開発を行っています。微細藻類を用いて、二酸化炭素を利用したバイオプラスチック生産の研究を行ってきました。これらを発展させ、2022年6月に明治大学発ベンチャー株式会社シアノロジーを設立し、代表取締役を務めています。
会社の顧客は主に企業で、新規事業部や研究開発部の方々と話をしています。現在ほとんどの会社が「環境について何かをしなければならない」と考えておりますが、「何をしていいかよくわからない」状況です。こうした方々にコンサルティングを行い、低コスト・低リスクの事業を一緒に考える仕事をしています。
■話せること
会社の新規事業部や研究開発部などで、「環境について何かをしなければならない」けれど、「何をしていいかよくわからない」と考えている方々に、微細藻類を用いたバイオテクノロジーで計画を策定していきます。脱炭素だけでなく、水質改善や廃棄物利用など、環境問題には様々な種類があります。
コンサルティングでは、ディスカッションをしながら顧客企業の得意なところを明らかにして活かしつつ、取り組むことができる環境問題を設定していきます。現代はSDGs, ESG投資など、企業は「環境に配慮している」ことを標榜することが必須となっている時代です。一方で、環境は収益にならないことからどうしても後回しになりがちです。コンサルティングでは、環境事業を考えつつも、「低予算・低リスク」を心がけ、「収益が上がる」方法を考えていきます。
株式会社シアノロジーは2022年6月に設立され、すでに複数の上場企業の方々が顧客となった実績があります。大学発ベンチャーの安心感もあり(現時点で本社も明治大学キャンパス内にあります)、NEDOやJSTなど、産学連携のプロジェクトなどに繋げることもできます。