M&Aによる事業承継、成長戦略の描き方について話せます
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■背景
M&Aは事業承継、成長戦略の実現において有効な手段です。
[事業承継型]
ー譲渡先(売り手)視点ー
国内では2025年に経営者が70歳を超える企業が245万社、うち約半数の127万社が後継者不在と推定されています。後継者不在のまま、事業承継がうまくいかない場合、自主廃業とせざるを得ず、雇用、取引先、サプライチェーンへの影響も大きく、地域、国にとっても大きな損失です。事業承継には主に、①親族内承継、②従業員承継、③第三者承継(M&A)がありますが、国(中小企業庁)は、第三者承継であるM&Aを事業承継課題の一つの選択肢と考え、推進を後押ししています。
[成長戦略型]
ー譲渡先(売り手)視点ー
自社で不足する経営資源を補完することで、更なる企業の発展を目指す戦略的M&Aがが増えています。例えば、大手傘下に入ることで、①大手のブランド力を活かした採用力の強化、②大手の資金力を活かした開発へのリソーセスシフトなどです。
また、従来は経営者の一つのゴールが上場(IPO)であったところから、M&Aによる事業売却により、創業者利益を獲得し、新事業の立ち上げに再度挑戦するケースも多くなっています。
ー譲受先(買い手)視点ー
現在は、時代の変化は目まぐるしく、VUCA(*)時代と言われており、企業の持続的な成長には、時代の流れに即した、素早く的確な事業展開が必要となります。その中で、自社単独でコスト、時間を投下した新規事業開発、拠点拡大、新製品開発は、不確実性を伴うため、M&Aによる事業拡大戦略は不確実性を低減しつつ、自社の強みを活かしたシナジー効果の創出が期待できます。
(*)VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味します。
■話せること
M&Aはあくまで経営戦略の実現の手段です。
自社の経営戦略において、M&Aが必要かどうか見極めるための下記のようなお話をいたします。
[コンテンツ例]
・M&Aが有効な事業承継とは
・M&Aによって獲得可能なシナジー効果
・経営戦略とM&A