フッ素化学に関する研究開発について話せます
¥50,000~■背景 ◇ フッ素ゴムの低温特性の改良開発 1986年4⽉〜1989年10⽉ ⼀般的なゴム材料に⽐べ低温特性が劣るフッ素ゴムを改良するために、低温でも分⼦運動が起こしやすい共重合モノマーを合成し従来のフッ素モノマーと共重合組成検討を実施。韓国で開催された機能性ポリマーの国際学会で成果を報告。 ◇ フッ素樹脂塗料⽤樹脂の開発 1989年11⽉〜1993年4⽉ 建築⽤塗料⽤に使⽤される樹脂は数年で劣化するが、フッ素樹脂を使⽤することで20年程度の耐久性を付与することが可能。塗料⽤に最適なフッ素樹脂の設計検討、プロセス開発、スケールアップ検討。 ◇ パーフロゴム(FFKM)の開発 1993年5⽉〜1995年5⽉ パーフロゴム(FFKM)の分⼦設計、重合技術開発リーダー。 ◇ フッ素ゴムのプロセス開発 1995年6⽉〜1999年3⽉ 従来、バッチ重合で⽣産されていたフッ素ゴムのコストダウンのため、連続重合技術開発の実務リーダー。 ◇ フッ素樹脂粉体塗料⽤樹脂の開発 1999年4⽉〜2003年5⽉ 建材⽤に使⽤されるフッ素樹脂粉体を⽤いた塗料樹脂の分⼦設計、プロセス開発の実務リーダー。 ◇ フッ素樹脂プロセス開発 2003年6⽉〜2010年1⽉ フッ素樹脂プロセス開発部署の担当課⻑として、フッ素樹脂のプロセス開発を推進。途中、中国フッ素メーカーでの委託⽣産業務も担当。 ◇ 中国事業プロジェクト 2010年2⽉〜2015年3⽉ 会社を挙げて中国事業に集中投資を⾏った際、数社の中国フッ素メーカーとの協業を推進するため、会社調査、交渉メンバーとして参画し、委託⽣産等に繋げた。 ◇ 本社企画業務 2015年4⽉〜2016年6⽉ ◇ フッ素材料マーケティング業務 2016年7⽉〜2019年9⽉ アメリカ、ヨーロッパ、中国、アジアにある各拠点の情報を整理し、活動を⽀援する業務を経験した。 ■話せること 1. フッ素化学技術指導 フッ素化学分野で世界をリードするダイキン工業で、長年フッ素化学全般(フッ素樹脂、フッ素ゴム、フッ素塗料合成、フッ素モノマー合成、フッ素有機化学合成)のR&D・研究開発に従事してきたエキスパートが貴社のフッ素化学開発案件に対して適切な指導を行います。 2. 化学分野技術開発支援 大手化学会社(ダイキン工業化学事業部)で35年に亘って技術開発を担ってきた経験を活かし、貴社の化学技術開発の指南役を努めます。収益化につながる研究開発、技術開発の進め方、事前調査などの実務を一から手ほどき致します。 3. 技術調査 化学分野全般に関わる各種技術調査等依頼を承ります。 ■その他 私は神戸大学工学部工業化学科を専攻して、フッ素有機化学を学んだ後、1986年4月にダイキン工業化学事業部に入社しました。その後、主にフッ素高分子の研究開発や事業化に従事して参りました。途中、中国企業との提携連携の任を得て、約5年間、中国上海に駐在して、北は内蒙古、南は広州まで中国の多くの企業との関係を構築してまいりました。