工程監査で準備すべき内容について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
工程監査(process audit)の目的には様々あり、その目的に応じて確認すべきポイントも様々です。目的に応じた、工程監査時の確認項目については、個別のコンサルティングの中で実施することになりますが、ここでは基本的に必要となる確認項目、確認方法等についてご紹介します。

■話せること
【会場での確認内容】
 ①対象企業、又は対象部署の概要確認;
  歴史/規模/地理/組織/工場/設備概要など・・・全容、背景把握が目的
 ②対象製品、対象工程・対象技術概要
  工程フロー(サプライチェーン含む)、現物サンプル、レイアウト
 ③技術的内容確認
 ・重点管理項目内容図面の要求品質(重点管理)の工程品質作りこみ内容
 ・PFMEA実施結果;PFMEA結果反映点従来のPFMEAからの反映点等
 ・過去トラ反映点先行機種からの反映点等
 ・工程能力調査結果主要項目の工程能力調査結果
 ・事前流動結果、及び改善点、不良率状況、稼動率状況
 ・帳票類の準備状況QC工程表(管理項目、管理内容)
【現場確認内容】(受入れから出荷までスルーで確認)
 ・受入れ品管理状況受入れ検査、部品管理、保管状況
 ・作業要領書、作業訓練状況(計画と実績)実際の作業
 ・部品投入、組付け、検査作業、出荷の流れをデモ
 ・重要工程の作業及び管理状況確認
 ・FP管理、マスターピース管理状況確認、不具合品の隔離方法
 ・設備、治具、計測器、環境等、5M1Eの状況確認(ESD確認状況等)
 ・作業要領書作業内容、管理内容(計測器等)との整合性確認
 ・標準作業組合せ表等、作業者の動きがわかる帳票を確認
 ・作業者習熟状況作業者別習熟表(スキル管理表)
 ・管理図Pチャート、各種管理図準備状況
 ・FP管理表等、FP管理内容と管理表準備状況
 ・限度見本管理内容と管理表準備状況
 ・設備日常点検表、設備保全管理準備状況
 以上は、工程監査時の準備内容の一部を抜粋・紹介しましたが、実際の工程監査に向けての準備すべき内容については、生産技術コンサルティングの対象として、工程監査の目的に応じて、個別に対応することになります。
このような内容について説明いたします。

■その他
https://www.pec-kumata.com/post/processaudit

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氏名:開示前

自動車部品業界の最大手である(株)デンソーで生産技術職を長年(40年以上)経験してきており、Q(品質)C(コスト)D(対応納期)を最善の形にするための管理手法、専門技術、経験知をベースに置き、独立後の生産技術コンサルタント(6年目)としても、様々な製造技術、ニッチ技術に接する機会も多く(名古屋産業振興公社にも所属し、名古屋市内製造業各社に対する企業技術・販路マッチィングコーディネーター(技術)を経験)、蓄積した知見も多数ある。各企業へのQCD改善支援はもとより、特に企業の将来像の在り方に対する技術的側面の支援に関心があり、販路開拓や、DX化推進、SDGs推進などに貢献できると思います。


職歴

職歴:開示前


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