医療分野の中での「臨床検査部門」における臨床検査システム、臨床検査部門の運用などについてお話できます。
1980年入社以来36年間、大手電機メーカ、およびグループ会社内を移動(転籍)していますが、一貫して「臨床検査システム」(パッケージ製品)に関する設計、開発、SE、営業技術、および取り纏め業務、各種管理業務などを一通り経験しています。
*【今までに得て来た専門知識・能力】
●臨床検査分野で扱う検査項目、測定データの意味、項目間の相関、患者データ
の理解、精度管理の概念。
● 臨床検査部門で用いる分析機器の各社製品の特徴、およびI/F仕様の理解
● 最適に運用するための臨床検査室の運用デザイン・コンサルタント
● 開業医向けPOC市場、調剤薬局を絡めた今後のPOCT市場
● 医療データの利活用(二次利用)に向けた取り組み、標準化施策
● 医療従事者の方々との専門知識含めたコミュニケーション
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1980年から38年間一貫して従事
どちらでご経験されましたか?: 大手電機メーカ、および当該グループ会社
その時どのような立場や役割でしたか?: 1996年から課長職、2009年から2015年まで部長職
誇りに思う成果はなんでしたか?: 時代毎に変化するハード、ソフトを用いて臨床検査プロダクトを設計・開発し、課長職前までは全国の中大規模施設の実際の現場(病院検査室)などへ納品作業なども行い、お客様からの要求事項をプロダクトへ落とし込むなど、臨床検査部門の発展に寄与してきました。課長職以降は、より事業の発展、臨床検査の自動化に向けてお客様要求事項の分析、部下の育成に努めてきました。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 臨床検査部門へ従事されている皆さまへ、臨床検査事業の歴史、現状、今後の在り方などについてお話しできます。
この分野は今後どうなると思いますか?: 成長カーブでいうと既に成熟期に到達していると認識していますが、小さなことから次の新たなイノベーション創出が必要な時期に来ている状態と認識しています。また新たなステージへ変革していく時期に来ていると思います。
地域: 日本国内
役割: 事業部門の部長職
規模: 有床病院全般、医師会検査センター、検査委託会社検査ラボ