初期流動活動の進め方(生産技術編)について話せます
■背景
(新規・類似を含めた)新製品のQCD目標達成に向けた活動として、一般に「初期流動管理」と言われるものがあります。(初期流動管理は関連するすべての部署(設計、品保、生管、生産、生技等)が取り組むものですが、ここでは生産技術の側面から見た内容を中心として述べます。)
仮に、0次、1次、2次、3次という形で管理フェーズ(Phase)を分けると、
0次は開発段階【初期流動指定】、
1次は量産設計段階(量産試作)、
2次は量産段階(流動開始)、
3次は安定流動段階【初期流動解除】といった流れとなります。
(新規製品は0次から3次までフルに推進、類似製品については内容に応じ0次、3次等が省略される場合もありえます。)
■話せること
生産技術のかかわり方として順に述べると、・・
①0次;開発段階【初期流動指定】では、特に生まれの良い製品・部品となる様、フロントローディング活動に力をいれることが重要であり、その活動を通して、コスト(投資額(償却費)、工数(労務費))、品質(社内、納入先、市場)の抑えをしっかり行っておくことが会社の利益に貢献することになります。具体的には設計DR、試作検討会への積極参画を行うこと、又、この時点で、生産技術としての工程設計計画(参考;工程設計計画要領)を立案し、早期にQCD管理を開始させる。
②1次;量産設計段階(量産試作)では、(①の検討のもと)発行された量産図面に対し、生産計画(数量・日程)をもとに生産ラインの構築(レイアウト検討、新設設備の仕様作成、ライン投資審査・設備発注・設備製作・設置推進)活動を行い、量産前の仮流動により、設備稼働率向上活動・品質確保活動を推進する。(関係者による検討会を主催し、中心的に推進)
③2次;量産段階(流動開始)では、②の活動を踏まえて、この時点で、量産後の初期流動解除目標(QCD目標;稼働率、工数、品質(不良率等)目標をいつまでに達成させるかという目標)を設定し、ラインとして量産流動を開始させる。(例えば、3カ月で、稼働率85%以上、検査不良率0.3%以下等)
④3次;安定流動段階【初期流動解除】では、理想とする垂直立ち上げが具現化するよう、関係者による検討会を主催し、中心的に推進させる。(重要製品においては、TOPによる3次審議会にて報告する等)
これらの初期流動管理活動における、推進の仕方、具体的管理要領等、効率よく推進させるノウハウを含めた支援・指導が生産技術コンサルティング対象となります。
このような内容について説明いたします。
https://www.pec-kumata.com/post/escactivity
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このエキスパートのトピック
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店じまい活動プロジェクトのあり方について話せます
¥50,000~■背景 製造業の中で生産技術部署が中心となって推進させるべき生産技術関連のプロジェクト(PE‐Projects)には様々なものがありますが、その中の一つに「店じまい活動プロジェクト」(Retirement Projects)があります。 ■話せること 【店じまい活動プロジェクト】 ●目的 製品にも寿命があります、もちろんそれを流動させるラインもいつかは低負荷ラインとなり、そしていつかは廃却される運命です。一方、工場にとっては新設ラインの場所明けの必要性からもそれら(低負荷ライン)が重荷となります。それに対応する活動として「店じまい活動プロジェクト」があります。生産技術はそのプロジェクトの中心的存在となりうるため、推進リーダーを担う業務という位置づけになります。(一見地味な活動ですが、変化の激しい企業にとっては必要不可欠な活動となります。) ●プロジェクトの推進単位 基本は工場単位であるが、必要に応じ、製品群、ライン群単位で実施 ●期間・頻度・場所 ・期間;通常2年間程度 対象ラインの流動年数、一括生産等の対応年数等により、期間は前後する。 ・頻度;基本は 1回/月 ・場所;当該工場 ●進め方 ・メンバー、推進リーダー;生産技術(議事;生産技術) MUST参加;生技、生管、生産、品保 WANT参加;保全、検査(部品検査、製品検査)、企画他 ・会議方法;工場でのリアル会議 ・会議テーマ;店じまい活動に関わる各部署進捗確認、一括生産、設備廃却等、各種決済課題を上申するための宿題の進捗確認 等 上記、「店じまい活動プロジェクト」のあり方・進め方に対する支援・指導がコンサルティング対象となります。 このような内容について説明いたします。 ■その他 https://www.pec-kumata.com/post/retirementprojects
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ライン移管プロジェクトのあり方について話せます
¥50,000~■背景 製造業の中で生産技術部署が中心となって推進させるべき生産技術関連のプロジェクト(PE‐Projects)には様々なものがありますが、その中の一つに「ライン移管プロジェクト」(Line Transfer Projects)があります。 ■話せること 以下に、このプロジェクトの概要について簡単に紹介します。 【ライン移管プロジェクト】 ●目的 会社規模拡大等に向けた企業内(企業間)の再編成は常に存在しますが、その一環として製造ラインの移管があります。当該移管推進活動はもとより、その移管を契機に、Q(品質)、C(コスト)ともにレベルアップして行くことを目的とした活動として実施する。生産技術はそのプロジェクトの中心的存在となりうるため、推進リーダーを担うという位置づけになります。 ●プロジェクトの推進単位 基本はライン単位であるが、必要に応じ、製品群、ライン群単位で実施 ●期間・頻度 ・期間;ライン移管の2年程度前(場所は移管元)~ ライン移管後1年程度(場所は移管先) これは、新規投資がない場合を想定しているが、新規投資がある場合はその分延長する。 ・頻度;基本は 1回/月 ●進め方 ・メンバー、推進リーダー;生産技術(議事;生産技術) MUST参加;生技、生産、品保、生管、保全、検査(部品検査、製品検査) WANT参加;設計、企画、他 ・会議方法;各拠点でのリアル(又は必要に応じオンライン)会議 ・会議テーマ;移管に関わる各部署進捗確認(移管チェックリスト活用)、移管を契機にQ(品質)、C(コスト)のレベルアップ課題を解決するための宿題の進捗確認 等 上記、「ライン移管プロジェクト」のあり方・進め方に対する支援・指導がコンサルティング対象となります。 このような内容について説明いたします。 ■その他 https://www.pec-kumata.com/post/linetransferprojects
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調達プロジェクトのあり方について話せます
¥50,000~■背景 製造業の中で生産技術部署が中心となって推進させるべき生産技術関連のプロジェクト(PE‐Projects)には様々なものがありますが、その中の一つに「調達プロジェクト」(procurement project)があります。 ■話せること 【調達プロジェクト】 ●目的 生産技術としては、やや特殊な取り組みとなりますが、製品コストの2~4割は、仕入先からの購入品費用となることが一般的です。そのコストにメスを入れる必要があるということで発足させたのが「調達プロジェクト」です。生産技術がモノづくりのプロとして、特に従来購入経験の無い企業(つまり口座の無い企業)の(生産コストの実力把握のための)工場確認を主体とした仕入先開拓をおこなう業務となります。 ●プロジェクトの推進単位 基本は工場単位ですが、必要に応じ、製品群、ライン群単位で実施 ●期間・頻度・場所 ・期間;通常3-5年間程度 状況に応じ期間は前後する。 ・頻度;基本は 1回/月 ・場所;当該工場(新規仕入れ先候補企業の調査先(工場)でも対応) ●進め方 ・メンバー、推進リーダー;生産技術(議事;生産技術) MUST参加;生技、調達(購買)、生管、企画、品保 WANT参加;設計、検査(部品検査、製品検査)、生産他 ・会議方法;当該工場 や 新規仕入れ先候補企業の調査先工場でのリアル会議(現地現物確認のため) ・会議テーマ;調達プロ活動に関わる各部署進捗確認、(口座開設等)各種決済課題を上申するための宿題の進捗確認 等 上記、「調達プロジェクト」のあり方・進め方に対する支援・指導がコンサルティング対象となります。 このような内容について説明いたします。 ■その他 https://www.pec-kumata.com/post/procurementproject