物流(フォワーダー)における経営者の経験について話せます
¥30,000~
外資出資比率が僅か25%であったことから、1992年の創業以来、中国国有企業体質が抜けきらず、経年と共に利益率悪化により「どん底状態」となっていた処、再建指令を受けた。
月次収支・半期等の報告書を表面的な分析ではなく、事業・業務別の成長率を見極め選択と集中を行った。伸ばせると判断した業務は全力的に注力し、採算が悪い業務は勇気をもって大胆な削減を実施。
10数社の下請業者の各社社長を招聘したトップ会談を設け、馴れ合いが常態化していた受委託契約関係に対して毎年、料金とサービスで比較検討する「コンペ」を実行するなどした。
切り捨てた下請業者より起訴され、裁判所に出向いたこともあったが、全社を上げて集中して改善した結果、2年間で経常利益を75%増加させることができた。