フォトグラメトリーによる美術品の3Dモデル作成と安全な管理について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
公立美術館のIT担当としてフォトグラメトリー技術を利用した美術館業務の支援を行っている。
現行は彫塑などの立体物の現状の記録を写真のみに頼っているため、経年劣化を把握することが学芸員のスキルに頼らざるを得ない。これを解決するためにフォトグラメトリーを利用して、客観的な3Dモデルを作成することとした。この技術を利用することで作品の状態の容易な把握、長期的な保管、遠隔地においてオンラインでの状態の参照などが可能となる。しかしながら、そのデータが正確かつ多数であるほど作品データの漏洩は模造品、改竄、著作権、公衆送信権などの侵害に容易につながるため、適切に管理するための情報セキュリティの観点からのコントロールが必要である。

■話せること
フォトグラメトリーによる3Dデータの作成から適切な保管、現場での利活用に至るまでをコントロールする方法について、情報セキュリティを守りながら利活用する方法

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氏名:開示前

・2021より同公立美術館においてフォトグラメトリー技術を利用した収蔵作品の記録および保存の業務を行っている。同時にマーターポートを利用した展示室を仮想空間に構築することで展覧会をイマーシブな形で保存、および海外などを含む遠隔地からの鑑賞を安価かつ短期間の作業時間で構築するメソッドを確立した。またこのようなデータは漏洩した際に大きな問題となるが、情報セキュリティシステムの運用のノウハウをもってこのリスクを低減している。

2019年より関東県内の公立美術館において、情報セキュリティコンサルタントとして勤務中。また、他の美術館/博物館および東京都某区のICT政策委員会委員としてアドバイザリ業務を実施中。

・2017年より2018年まで、外資系情報セキュリティ企業においてプリンシパルコンサルタントとして私企業および公共団体向けの情報セキュリティに関わるコンサルティングおよび啓蒙教育を行った。またコンサルティングチームのマネージャとしてマネジメント業務を行った。

・2016年より2017年まで、国内最大手ICT企業およびグループ会社向け高度セキュリテイ人材育成プロジェクトの教育カリキュラム設計/構築およびマネジメントを行った。

・2010年より2016年まで、国内最大手ICT企業にて中央省庁および地方自治体向けITセキュリティコンサルティング・構築支援を行った。また海外企業とのアライアンス・製品の導入・サービスメニュー構築・拡販活動を行った。

・2005年より国内最大手ICT企業にてITセキュリティコンサルティングおよび情報セキュリティ監査/IT全般統制監査、情報セキュリティリスク分析、BCP構築支援、ISMS認証取得支援などに携わった。同時に情報システムコントロール協会(ISACA)委員としてレビューマニュアル翻訳およびレビュー講師を勤めた。また株式会社アビタスおよび千葉商科大学にて講師を勤めた。

・2000年 Reims Management School(現:NEOMAビジネススクール)へ社費留学
・1999年 Japan America Institute of Scienceへ社費留学


職歴

職歴:開示前

謝礼金額の目安

¥50,000 / 1時間

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