多品種少量生産、混載生産における生産管理の考え方と解決策について話せます
■背景
国内最大手の航空宇宙機器製造会社(重工業会社の1事業部門)の製造部門で生産管理を統括しておりました。生産レートの大きく異なる防衛航空機や民間航空機、ロケットなどの宇宙機器向けの多種多様な部品を混載生産していました。これらは数万種におよぶ多品種部品で生産レートは年数個のものから月数10個まで大きく異なっておりました。それを生産する部品加工職場は、削る、曲げる、熱処理、塗装、検査検査などの専門加工場として自社工場内に数10班あり、社外の単加工協力会社数10社も合わせて構成され、これらを1つの生産管理の仕組みやシステムで計画・統制していました。巨大な複雑系の生産計画と生産統制が必要で歴代の生産管理者では、決定的にそれを統べる思想と具体的方法を持っていませんでしたが、私がその任に当たって、現場の実態と生産管理のミスマッチを分析して質したところ、完璧に生産統制することができました。そのために必要な各種のシステムや業務フローも改革しました。また、重工社全体では発電プラントや風車、自動車部品、エアコンなどこれまた多種多様な製品事業を展開していましたが、全社の生産管理を束ねる役割も担っていて、多品種少量生産の生産管理をその各事業の実態に合わせて改善していきました。
■話せること
・多品種少量生産の生産管理で押さえるべきポイント
・多品種少量生産におけるリードタイム、仕掛品、在庫品の生産計画の考え方と具体的方法
・多品種少量生産の生産現場での考え方とその適正化、指導、教育訓練、現場や協力工場の口説き方
・多品種少量生産におけるキャッシュフローとその改善
・JOB SHOP生産における生産計画と生産統制の具体的な方法
・在庫削減、仕掛削減、リートタイム短縮の具体的な方法と評価
・複雑系生産に適用できる生産管理システムのニーズと実践
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職歴
社名非公開
- 部長 2023/4 - 現在
- 部長代行 2022/4 - 2023/3
- シニアマネージャー 2019/5 - 2022/3
三菱重工業株式会社
- 課長 2018/10 - 2019/4
- 主査(全社の生産管理の取りまとめ) 2016/4 - 2019/4
- 課長 2015/4 - 2018/9
- 課長 2014/4 - 2015/3
- 係長 2010/4 - 2014/3
- 係長 2008/4 - 2010/3
- 係長 2007/4 - 2008/3
- 一般社員 2006/4 - 2007/3
- 一般社員 2005/11 - 2006/3
- 一般社員 2005/4 - 2005/10
- 一般社員 2004/10 - 2005/3
- 一般社員 2000/4 - 2004/9
このエキスパートのトピック
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高難度加工(金属加工、組立)生産におけるトラブルシュートについて話せます
¥50,000~■背景 航空機やロケット、医療機器といった究極の設計性能を求める工業製品の開発に当たっては、それを実現する生産方法に対しても究極の加工要求を行います。2000年~2019年まで、三菱重工業㈱の航空宇宙機器事業において、また2019年から現在に至るまでは血管内治療を行うカテーテル製品の開発製造を行うメーカーにて、生産技術者および現場管理者として活動しております。これらの製品を生産する現場では、設計マージンがほとんどなく、かつ難しい加工を行う作業が多種多様であり、それゆえにたくさんの生産トラブルが発生し、都度、迅速な現物確認からの原因特定、暫定対策、恒久対策といった復旧処理が必要です。これらの解決に長く従事した経験を基にトラブルの解決方法や再発防止についてお話しできます。 ■話せること 鉄鋼材料、アルミニウム合金、耐熱合金、チタン合金などの金属材料の高精度な切削加工、曲げ加工、溶接、熱処理、表面処理、塗装、非破壊検査など各工程で必要な抑えるべき技術ポイントや育成すべき技能、作業手順書やSPECなどの整備について話せます。また、トラブルが生じたときにこれらのポイントからの乖離をいかに迅速に見つけ出すかや、検討対象要素に漏れがないかのなどトラブル全体に網をかけて、真因に迅速にたどり着くためのノウハウもお話しできます。また、個々人の生産技術者の力量に属人的に頼るばかりではなく、全体の仕組みやチーム、システムによって、網羅的に解決に導くための考え方や手段も具体的にお話できます。さらにこれらのトラブルを活用していかにエンジニアを育てるかのポイントもお話しできます。他には上記材料に加えて各種樹脂材料を用いた極小高精度部品加工におけるトラブルシュートについても同様にお話しできます。 ■その他 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmemag/107/1027/107_KJ00004379213/_article/-char/ja/
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多様な製品事業を横断した全社活動の企画から価値創出までについて話せます
¥40,000~■背景 19年間国内最大手の重工業メーカーの航空宇宙製品製造部門の基幹要員として、製品開発、生産技術、生産管理、各職場のマネジメントを実践していました。一方、エアコン、自動車部品などの量産品から民間航空機などの中量産品、発電プラントや船舶などの一品受注品など約600種の製品を生産する同社は多数の事業部門が国内各工場を拠点にそれぞれの生産活動を行っています。これを全社で情報を統一しつつ、会社としての生産管理の方向性やその具体的向上を取りまとめ、実行する職務に従事。そのため、同社全製品の事業特徴、生産管理、SCM、調達などを把握しつつその改善も支援したため重工製品全般を広く深く経験することができました。全社共通での生産管理者育成を企図した教育訓練のカリキュラムや内容も開発主導し、その成果を競う研鑽会も立ち上げました。さらに異業種交流の窓口も行っていたため、様々な業界の生産管理者との情報交流にも従事していました。もちろん海外の生産拠点も範疇に入っており、アジアや欧州の拠点に若手生産管理者を選抜して派遣し、当地の生産管理改革なども実行していました。 ■話せること ・多様な事業部門からの代表者で構成される全社研究会は当初は各事業からの報告を年4回程度行って聞くだけの茶話会レベルの会合で盛り上がりに欠けていましたが、私が取りまとめのポジションに就任してからは、メンバーの特定の事業の生産管理の課題をいくつか抽出して、そこを集中的に改善するような「具体的な活動」を立ち上げることで、素性の異なるメンバーでの活発な活動を仕掛けました。こいういった全社活動の活発化のトリガーについてもお話しできます。 ・継続的に全社活動を盛り上げるには楽しく真剣に取り組める「イベント」が必要でその感覚や方針、具体化についてお話できます。 ・非常に多種かつ異なる製品事業を束ねた全社活動であるため、そもそもの言語(業界用語)が通じないこともあります。これを生産管理というベースの上に言葉の認識統一、その前の定義から組み上げる具体的な手段や根付かせについてお話できます。 ・全社活動の会社経営層へのアピールや予算獲得、メンバーのインセンティブについてもお話しできます。
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航空宇宙機器生産における品質監査(JIS Q 9100)について話せます
¥40,000~■背景 19年間国内最大手の重工業メーカーの航空宇宙製品製造部門の基幹要員として、航空機や宇宙機器の生産に従事。特に工場の現場管理/監督を行う傍らで10年以上、航空宇宙産業における品質マネジメントシステム規格:JIS Q 9100の内部監査員を務めました。また、生産職場の課長としても逆に同規格による外部機関からの品質定期監査にも対応しておりました。さらに外部の加工発注先協力工場への品質マネジメントシステムの監査にも赴いて、QMS向上を指揮しておりました。 ■話せること ・JIS Q 9100に基づいた品質マネジメントシステム構築の実態や課題、対応策 ・JIS Q 9100に基づいた監査の実態や課題、対応策 ・JIS Q 9100に基づいた監査に対する準備事項や対応負荷、組織、担当について ・品質マネジメントシステムに関連した品質向上への取り組み、監視指標、KPI、定期フォロー ・外注先への品質マネジメントシステムに関する監査と指導の実態