各自動車会社の電気・ソフトのデザインレビューと試験について話せます

■背景
自社の製品を量産開発する上で、各自動車会社のデザインスタンダードに従って様々な技術検証を行い、また、製品単体試験の結果に対する説明を行っている。さらに、自社または自動車会社からの仕様変更にも対応している。自動車会社からの要求は年々厳しくなり、前回の開発では問われなかったことが、毎回、新規開発では幾つかある。それらの内容を正しく理解し本社開発部隊に説明およびシナリオを考えてドラフトを作ったりもする。

■話せること
各自動車会社ごとの電気関連の設計基準に対してどのように解釈すべきか、また、回答すべきかをアドバイスできます。ソフトウエアに関しても、各自動車会社や担当者によって色々と変わりますが、対応の仕方をアドバイスできます。

■その他
自動車部品に使われる電子部品に対する信頼性確認は年々厳しさを増しています。具体的には日産の場合、製品にもよりますが、電気設計確認資料だけでも10以上あります。また、各資料に求められる精度もより細かく回答するようになり、毎回、新しいシートが増えています。これらをどこまで詳しく書かなければいけないか指示したり、また、設計者本人しか答えられない部分（回路計算値など）を除いてドラフトを作っていました。