SDGs未来を見据えたこれからの家の持ち方について話せます
■背景
これから家を持とうと考えている消費者のみなさんに、家づくりについての講座を開催しています。
空き家問題が各地で深刻である中、これから持つ家族の家について、家を持つタイミングで未来を見据えた考え方ができるよう学び、選択する力、実行する力を養っていく学びの場を展開しています。
かつては、ひとつの家に多世代で多くの家族が住んでいましたし、地域住民がつながり暮らしの中でたくさんのこと、道徳心を教えられてきました。しかし、各家族、共働き、便利な社会はいつしか自然とも距離を感じ、「住教育」という分野が必要な時代となってきました。
家は、子どもの尊い心を育てる場所です。どんな材料で、どんな作りか、どんな場所で、どんな暮らしをするのか、家づくりの背景を知って、住まい手ファーストの家づくりを勧めています。
日頃は、福岡県で通年でさまざまなテーマでお話しをしています。また、建築中の現場へお邪魔したり、職人さんの作業場を訪問したり、山に木の伐採を見に行ったり、、、なかなか見る機会のないことを企画して住育学校を開催。手仕事の職人さんとDIY講座を開いたり、木育講座を開催したりもしています。
私も参加する皆さんと「家」についてを勉強しています。
■話せること
木造住宅に住みたいならば、まずは「木について知ろうよ」また「山について知ろうよ」というところから、家づくりの背景にある社会問題や私たちがなかなか知らない住宅事情など
家について知っていくと、昔ながらの古民家の素晴らしい考え方に出逢います。
持続可能な循環型建築については、SDGsでありワンヘルスであり、幅広い考えに繋がります。
古民家や古材についてのお話も承ります。
現地で参加される皆さまの多くは、中古住宅をリフォームして住みたい、古民家に住みたい方が多く、新築であっても古材を利用して欲しい、自然乾燥した国産地域材を使って欲しい、土壁の家がいい、など住意識の高い方です。
将来空き家にならない家にしたい、子どもに残せる家といったことで行政から空き家予防、空き家の発生抑制のための講演も賜っています。