国立大学法人又は文部科学省における大学評価、大学経営などについて話せます
¥30,000~
大学運営の実務や文部科学省での勤務経験を基に、現在の国立大学を取り巻く様々な情勢や大学改革の現状などを幅広くお伝えすることができると思います。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 名古屋工業大学 Official
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2007年8月 〜 継続中
その時どのような立場や役割でしたか?: 採用後、情報システム部門で2年8ヶ月経験後、文部科学省へ1年間出向。その後大学に戻り企画部門で大学評価、大学改革(学部や大学院の組織改革を含む)の実務に5年5ヵ月従事(うち後半の3年間は係長職)。財務部門(予算担当係長)に異動し、概算要求や大学経営に関する実務に3年7ヵ月従事。その後、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構に出向し、国立大学教育研究評価の実務(制度設計を含む)に2年間従事。現在は大学に復帰し、以前担当した企画部門に再配属。
得意な分野・領域はなんですか?: 大学評価、大学改革、大学経営の実務。特に、対文部科学省における折衝や書類作成の経験が長い。また、予算や評価の実務を通じて単科大学におけるガバナンス、マネジメントに関しても一定の知見あり。
この分野は今後どうなると思いますか?: 18歳人口の減少や国の予算が削減傾向であるといった背景もあり、楽観的な予測はできません。とはいえ、本学の場合は外部資金の獲得も伸びており、また社会のニーズを適時取り込むべく内部の組織改革を継続して行っていることから、今後も確固たる存在意義を示すことができるものと考えています。国立大学全体で見れば、この先、努力して成果を挙げる大学とそうでない大学との差が一層広がっていくものと思われます。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 企画部門の係長の時、大学始まって以来の大規模な組織改革を行いました。特に、平成28年度に設置した「創造工学教育課程」は、6年一貫を謳った全国初の教育組織として開設することが認められました。同じく企画部門に在職中、大学評価の基となる「業務実績報告書」を一貫して作成しており、第2期中期目標期間(2010~2015年度)の評価において、業務運営で最高となる「特筆すべき状況」であるとの評価を2項目において得ることができました(この「特筆」を業務運営の4項目中、2項目で取っている大学は他にありません)。また、財務部門では、毎年100億円規模の予算編成を担当することで、大学経営に関する貴重な経験を得ることができました。