外壁の調査 インスペクションについて話せます
¥30,000~
これまでは、外壁の調査は、外部に足場を組み立て後に実施しています
費用と時間を要すため 所有者や管理者の大きな費用負担となっています。
足場を設置しないドローンによる撮影画像を解析者が解析して外壁の劣化を診断する事が可能です。
外壁タイル落下事故による損害の低減も望めますので、所有者や管理者、管理組合の大きな味方です。
また、建築基準法12条に定められているので定期的に調査して、行政に報告義務がある自治体もあります。その定期調査においては「ドローン調査」は、「全面打診」に代わるものになると認識されています。
外壁には、タイル貼り、吹付け塗装、石貼り、カーテンウォールなど様々なものがありますので、現在は
全ての外壁に適応はできませんが、少しづつ作業可能な範囲は広がってきています。
マンションにおいては、高層マンションも含め、大規模修繕工事は約15年程度の周期で工事を実施する例が多いですが、その事前調査で採用される例は増加傾向にあります。
今後は国産のドローンはさらに進化していくと思いわれますので、その機能や操縦性なども改善、向上していくでしょう。
可視画像と赤外画像を同時に同じ場所を撮影し、並列に並べてみることで、更に細かく劣化状況や不具合場所や変状内容を観察できる。 表面のきらきらするタイルなどは赤外線には不向きですので可視光画像を撮影して判断する事になります。
国土交通省は2022年にドローンによる外壁調査の有用性について、公表しましたので、今後は進する業界だと思います。
今年から、ドローンの登録制が仕組みとして採用され始めました。
更に、外壁の温度をデータロガーにより測定し、外壁の状態を把握する事もできます。
これは、熱的な変化を見つける手法であり、外壁状態を温度数値で把握し、劣化状態を判断指標とします。
春夏秋冬に とらわれず、外壁温度の変化をとらえ、温度変化の傾向を観察します。
最近では、北面もドローンにによる撮影可能な事もわかって来て、解析可能になってきました。