海外工場との現場改善　品質管理について話せます

■背景
中国広東省東莞市にある取引先OEM工場開発センターで開発された商品らを量産移管間の業務に携わっていました。現地工場幹部方と日々業務改善指示と提案を行い、円滑な生産移管を促しておりました。生産で問題が発生した場合の対処、生産効率、品質安定に対して要求も行なっていました。
年間商品数は全OEM工場で100商品以上を開発しており、新しい構造や新材料での開発が行われると外注先の各サプライヤーまで訪問して試作品の確認を行い、問題点に対しての改善事項を検討し、量産体制までの調整業務を行なっていました。量産品に問題が発生した場合の解決案や原因調査、日本の各部門とOEM工場に対しての調整業務も行なっておりました。材料物性強度は厳しく、色数も多いので管理に関して非常に神経を使う商材です。そして新たな材料や技法の提案があれば日本へ報告し、新しい商品開発に活用しておりました。

■話せること
【主な成果】
私が中国赴任をした当初、OEM工場内に品質規定などが浸透しておらず、間違いや重大不良が発生しておりました。
その為、無駄な作業や管理が発生してしまうので、習熟度の向上、効率化と工場自主管理が課題でした。
そこから、OEM工場の幹部、工員さんらに、品質規定を理解して頂くために掲示物や現場で小さな問題が発生するたびに、すぐに改善行動を行いました。同時になぜだめなのかを理解して頂くのに時間と労力を割きました。知識や経験が不足している方への指導は、簡単ではないからです。
OEM工場の品質意識の向上、量産品への重大不良の発生なしといった結果になりました。同じチームでの協力、OEM工場と一緒に知識や経験を学びながら、確実に信頼を得ることができました。