シックスシグマ手法による業務改善、経営課題の解決について話せます
¥50,000~
■背景
シックスシグマは経営全体の品質を高めるためのマネジメントツールとして、また問題を自分たちで解決する「自律型社員」を養成するというツールとして、ソニーでは2000年に全社を挙げて導入されました。シックスシグマでは、プロセスの改善を主眼に置いて課題解決に向けて英知を結集させます。シックスシグマの特徴は、問題を自分たちで解決する「自律型社員」を養成するというツールとして、シックスシグマの特徴は、プロジェクトを特定し、その品質にとって重要な特性(CTQ:Critical to quality)を認識した後、5つのプロセスを経ている点です。
❶課題定義(Define)―課題の明確化
シックスシグマでは、改善のスタート地点をVOC(Voice of Customer:顧客の声)とすることが一般的です。
❷測定(Measure)―プロセスの明確化
測定フェーズでは、まず課題が発生するまでのプロセスを明確にします。たとえば、飲食店でのサービス提供までのメカニズムの場合、案内、受注、調理、提供、飲食中のサービス、飲食後のフォロー、会計などに分けられます。
❸分析(Analyze)―COPQの算出とメカニズムの分析
プロセスが明らかになったら、これらの中で失敗が起こることによって発生する損失COPQ(Cost of Poor Quality)を明確にします。そしてCOPQを額の多い順に並べます。
❹改善(Improve)―真の要因を見つけ、改善策を検討
分析フェーズが終わると、分析結果から得られた解決策を実行に移すフェーズとなります。実際に実行に移して検証どおりの成果が得られているかを測定します。
❺管理・定着(Control)―継続維持
シックスシグマの活動は、改善ができれば終わりではなく、改善プロセスから得られた知見を組織のナレッジとして継続させることが重要です。
■話せること
<コロナ禍で顕在化した新たな経営課題>
・売上減に伴う損益分岐点の悪化
・コロナ禍の影響で経営陣と現場での意識のかい離の拡大
・増え続ける社内不正、海外子会社の不正会計、内部統制の不備
・脱炭素社会の実現に向けたロードマップ、目標設定と具体的な施策
コロナ禍で多くの業界で需要予測が困難な状態が続く中、経営課題が顕在化し、特に人材と資源が少ない中小企業にとっては深刻な問題です。
(1) 今までのやり方(調達、生産、物流、販売、在庫)では通用しなくなってきている。
(2) 売れ筋商品は多少、多めに在庫をもつことは販売機会の最大化よりも資金繰りリスクが高まっている。
(3) コロナ禍で社内の情報共有があまりうまくいっていないため、どこに問題があるか分からなくなってきている。
変化対応の企業体質を構築するためには、目標管理よりもピッチを狭くして、変化点管理が求められます。
限られたリソースの中で、どのようにしたら人材育成を追求し、個別最適から全体最適の組織を構築できるかについて、お話しできます。
私の専門領域は以下の通りです。
・経営指標(ROE、ROIC)と現場の経営指標を連鎖させて、企業価値と現場力を高める
・PSI(生産・販売・在庫)管理
・在庫の総枠管理と単品管理
・在庫の鮮度管理(=時間軸管理)
。在庫起因コスト管理(在庫を持つことによって発生するコスト:金利、保管費、部品評価減、価格補償費、返品費用)
・売掛金の鮮度管理(=時間軸管理)
・CCC管理 (工場、物流センター、海外)
・運転資本 進捗管理
・損益分岐点管理
・在庫回転日数 プロセス別リードタイム
・販売予測精度
・約束納期遵守率
【主な著書】
経営者のための在庫「鮮度管理」のススメ(幻冬舎)
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経営者のための在庫、売掛金「鮮度管理」のススメ 2017
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経営者のための管理会計CCCのススメ
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経営者のための管理会計「在庫回転」のススメ: ~理論と実践:意思決定を補佐する経営指標の具体的活用方法~
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経営者のための戦略的管理会計のススメ 2021年
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