業務を"非"効率化するIT化・DX推進の落とし穴と回避方法について話せます
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■背景
IT化が叫ばれて久しくなってきました。近年では、DX推進というワードも頻繁に耳にします。
しかし、そのために何をすればよいのかについては、意外と広まっていないようです。
また、実際に推進しようとしても乗り越えるべき壁や避けなければいけない落とし穴もあります。
私がそのことを痛感したのは、本業での新規事業立上げです。
人材事業がメインの企業でeラーニング事業を立ち上げました。
当時係長として、顧客情報から商品、売上、営業進捗などを管理する仕組み作りを担いました。
しかし、人材とeラーニングでは、商材の性格から計上方法、営業進捗管理方法などが全く異なります。
本社の既存の部署に相談するものの、誰にもノウハウがなく
自身で試行錯誤するしかない状況が続いたのです。
取引顧客数が少ないうちは、Excel管理でも問題ありませんでした(正確には気付きませんでした)。
ですが、コロナ禍を追い風に急激に取引顧客数が拡大し、あっという間にExcel管理の限界を迎え、
管理用のシステム導入が決まったところまでは良かったはずです。
最初に取り組んだのは、既に社内他部署が使用していたkintoneです。
ゼロベースから構築し、試行錯誤しながらなんとか軌道に乗せました。
ちなみに、このときの私にはデータベースの知識やプログラミング思考はなく、
今思い返すとチグハグなつくりになっています。
(↑落とし穴「必要な知識の欠如」「設計図なしの見切り発車」「無理矢理な増改築」)
次に取り組んだのは、サブスクサービスに対応した計上管理システムです。
この時データベースなどについて学び、要件定義書も作成しました。
実際の構築は、システムベンダーや社内のリソースを活用できました。
と、いうより学んだ段階で、一人では無理だと判断して担当部署のリソース活用を活用できるよう根回しに動きました。
(↑落とし穴回避「必要なスキルを持った人・部署の巻き込み」「全体設計図作成と難易度の見積」)
しかし、部署や専門性が違えば使用する言語や思想が異なるものです。
相手の思考過程や言語を互いに理解する努力は、IT化・DX推進以外でも必須ものだと再認識できた出来事です。
■話せること
・IT化/DX推進に関する陥りやすい落とし穴と回避策
・他部署連携(特に専門性が異なる部署同士)の円滑なコミュニケーションの取り方
・システム関連の専門職不在のなかで、管理の仕組みを作らねばならないときのコツ