元パイロットの異色FP&Aマネージャーについて話せます
これまで約20年にわたり、外資系・日系企業の両方でFP&A(管理会計)領域に携わってきました。数字を扱う仕事ですが、その裏には「人」「組織」「意思決定」のドラマがあり、それをどう支えるかが私のテーマです。
現在はTIS株式会社から中核グループ会社インテックに出向し、経営管理部マネージャーとして業績分析や年度計画づくりをリードしています。チームは10名。スキルや働き方もバラバラなメンバーが最大限の力を発揮できるように、対話と工夫を重ねています。
これまで、予算策定・予実管理・KPI設計・経営報告はもちろん、システム開発に伴う投資判断やモニタリングにも深く関わってきました。PLモデルをもとに、「何年で回収できるのか?」「黒字化はいつか?」を見極め、投資委員会への説明から四半期ごとの進捗確認、場合によっては減損や撤退判断にも立ち会ってきました。
「数字で語る」だけでなく、「その数字が何を意味するのか」を伝え、関係者が納得して次の一手を考えられるようにする──そんな役割にやりがいを感じています。
少し異色なキャリアかもしれませんが、36歳で一度会社を辞めて、幼い頃からの夢だった“パイロット”の道へ挑戦しました。半年間アメリカで訓練し、さらに日本でライセンスを取得。その後、ご縁がありパラオ共和国の遊覧飛行会社でパイロットとして働くことに。延べ3,300人以上を乗せ、約1,356時間のフライトを経験しました。
異国の地で、安全を預かりながら、お客様の感動や笑顔に直接ふれた日々。大空の中で身をもって学んだ「判断力」「責任感」「柔軟な対応力」は、今も私の土台です。夢をあきらめずに一歩を踏み出した経験は、ビジネスの場面でも大きな力になっています。
FP&Aの専門性はもちろん、意思決定支援、チーム運営、キャリア形成など、現場で感じたリアルと想いをもってお話しできます。
少しでもお役に立てることがあれば、ぜひお声かけください。