海外進出や海外生産において、困っていること、問題点などについて話せます
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企業が海外生産を行うに当たって、事前にいろいろ検討すべき課題や実際に実行する場合の注意点などがあります。その具体的な事例や内容についてお話ができます。その主な内容は次の通りです。
1.海外生産に当たっての留意しなければならない重要な事項
2.海外生産における事業計画の作成(採算性の確認)
3.現地調査の項目と実施
4.海外要員の育成と確保
5.技術移転と技術の流失防止について
6.技術協力契約と対価(技術料)に関する注意点
7.海外からの撤退条件
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?:
海外生産に関しては、1983年から約20年にわたって、実務を担当してきました。
どちらでご経験されましたか?:
自動車会社や部品製造会社で海外プロジェクトを担当し、海外生産の企画や海外出張による実務を具体的に行ってきました。なお現地指導に携わった国は、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、インド、イラン、メキシコ、ペルー、南アフリカ、ギリシャ、オランダなどです。
その時どのような立場や役割でしたか?:
現地生産指導の技術責任者として日本から出張の技術者や現地技術者の支援と現地経営者との調整などが主たる業務です。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?:
実際に現地生産がスタートできたこと、現地製品の品質目標が達成できたことです。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?:
海外生産では、日本で経験したことのない問題がよく起こります。そのような時に対応できる実力(能力)を持っていることが必要です。生産技術の基本的な知識、原理原則をよく理解していることが必要です。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?:
将来海外生産を考えたい、あるいは、海外進出を検討している経営者、管理者。海外生産工場で生じているトラブルを解決したい現地の管理者、責任者。
この分野は今後どうなると思いますか?:
中小企業の海外生産は、今後も重要な経営課題です。海外進出はすぐにはできません。長期的な経営計画のなかで検討していくことです。特に「海外で仕事のできる技術者」の育成が課題の一つです。