筐体排熱設計・解析（ファン＆フィルタ設置含む）について話せます

■背景
プロジェクタ設計において液晶パネル等光学コンポーネントの冷却システムを設計し、
ファンによる強制対流と熱伝導の電熱系統の等価電気回路化技術を独学習得した。
その後、既存プロジェクタ製品の電熱設計不具合見直しに助言を与え、問題解決に貢献した。
半導体製造装置の制御盤内のファン、フィルタ配置の問題も指摘し、排熱性能向上に貢献した。

■話せること
電源等発熱源を有する筐体、制御盤の排熱設計の課題解決
１．等価電気回路化による実装設計前に適正温度を得るための排熱要素設計を提案
実装設計後、排熱不良による手戻りを削減（front loading）
２．排熱におけるファン（必要のときフィルタ）性能および配置を提案
ファンの吸気部分の取付位置が不適切で外気を取り入れられない制御盤をよく見かける。
同様に、フィルタを設置しながらフィルタの圧力損失影響によってフィルタを通さない吸気が起こっている制御盤も見かける。
３．ファン取付位置不良の解決
特に軸流ファンにおいてブレードの流速最高部を塞いでしまって所望の冷却能力が発生できない不具合をよく見かける。