不動産開発の事業計画の作成方法・プロセスおよび脱炭素化施策について話せます
【職歴期間中の業務内容および立場】
①西武ホールディングス
グループ系列会社の不動産開発事業の支援・指導に加え2021年度からはグループのサスティナビリティ(主に気候変動対応のための脱炭素施策の導入)に関わる立案業務を担当する。
系列会社の不動産開発の事業規模は大規模なものでは敷地面積10,000㎡程度で、施設内容は、宿泊特化型ホテル及び物販、飲食、サービス施設の複合商業施設により構成される。
関与するフェーズはマーケット調査から始まり、事業コンセプトの策定、建築計画の立案、事業収支計画の作成、事業協力会社の選定、行政協議、設計事務所および施工会社の選定・入札・工事監理までである。
また、サスティナビリティ関連業務については、脱炭素技術・制度の世界的潮流のまとめと我が国の現在の位置づけ、および今後グループとして具体的に取り組むべき施策の提言と一部実証導入まで(開発案件のZEB化、PPA事業導入等が)を主導した。
②西武鉄道
不動産部次長として沿線開発の事業計画立案、行政協議、設計事務所および施工会社の選定・工事監理業務までを行う。
所沢開発部長として、駅整備を含む駅前大規模複合商業施設開発、所沢近隣駅前の開発事業計画立案、行政協議、事業収支計画作成、建築計画作成までに関与した。
③ササキエンバイロメントデザインオフィス
建築設計、ランドスケープデザインを主務とするグループの新規設計会社の立ち上げから運営、具体的な建築設計業務に代表取締役社長として関与する。
実績は業務経歴に詳述するが、米国ハーバード大学にてランドスケープデザイン学部長その他米国における著名なVIP事業家の顧問を歴任されたササキヒデオ氏を顧問、また、わが国著名建築家を取締役に迎え設計監理業務を遂行した。
④サンキコンサルタンツ
取締役建築計画部長として、建築計画、建築設計、現場監理業務を担当する。
また、品質管理室長として、ISO9000の導入から展開に品質管理責任者として携わり、土木、建築、造園設計の全体の品質管理を推進した。
実績は業務経歴に詳述する。
【話せること】
①不動産開発事業の立案から実施までのプロセスについてアドバイスが可能と考える。
特に、マーケット調査の進め方と専門機関の選定、事業収支計画の作成(賃貸、分譲に限る)の内容については詳細に渡りアドバイスが可能である。
また、計画与条件の整理から建築計画作成までのボリューム設計に始まり、基本計画作成までの業務は設計事務所時代に培った知識・スキルを基に一括してコンサルティングを行うことも受託も含め可能である。
西武グループの創業者二代目の直轄で設計業務を遂行した経験から、経営者トップの視点からの独自となる事業計画の考え方について薫陶を受けたことは、自分の特異な経験と財産と認識しており、その経験も踏まえて提案が可能と考えている。
直近の話題としては、世界的な脱炭素取組の潮流下で、全体的な技術動向や社会制度の進展状況を踏まえた、建物のZEB、ZEH(ゼロエネルギービル、ゼロエネルギーハウス)化への対応、エネルギー管理のシステム(BEAMS等)導入については具体的な内容までのアドバイスが可能と考える。