品質工学におけるアジアの国々への支援(品質向上の指導.技術指導.不良率低減.生産技術)についてお話できます

1. クライアント窓口業務 新機種開発支援・量産体制確立支援 (先行製品品質計画立案)
2. 金型移管など各種変更管理業務(出図 打ち合わせ 展開図 金型設計 部品製作　組立　トライ　調整)
3. 量産移行前後の品質管理活動(例　初期流動管理　金型修正変更、４M変更、特採等の品質保証支援 )
4. 営業業務　　量産品の品質ロス・コストの低減支援及び、受注　見積もりなど ( 顧客折衝、調整業務 )
6. 納入先流出不良の低減活動 トラブルアラーム再発防止　（暫定処置・恒久処置　効果確認　水平展開）
7.　社員フォローアップ研修、階層別研修、技術者教育、自己啓発研修（エチケット・マナー研修 他）
8. 全部門毎の改善プロジェクトを統括し、継続して既存マネジメントシステムを強化

■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 1975年～2015年　約40年
どちらでご経験されましたか？: 日本ビクター株式会社(生産技術部)-恵信精密部件有限公司　SPG Industry(China) Ltd.　(経営企画部)
その時どのような立場や役割でしたか？: 責任者として、各種固有技術力と品質管理手法を駆使して、品質改善活動を推進し、顧客満足度の向上・歩留まりの改善に努め、現実の問題点を明らかにして「何処が」「何が悪いのか」分析しGoalを決め 改善案を策定し元に戻らないような、後世に残る仕組み(ルール)を創ってきました。
一番誇りに思う成果はなんでしたか？: 中国駐在6年の間、サプライヤー4社の歩留り改善 1. 生産効率の向上: 生産ライン リアル (RIAL) 改善　　　 目標　市場変化への最適/最速対応を可能にする、新しい生産システムの構築
2.　品質機能展開QFD (Quality Function Deployment) 人間性と生産性を加味した現場改善
3.DILAエンジン　レジ調整自動化　生産能力増強　1万個/月～10万個/月
4.　海外調達未着品管理 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 手配～在庫～支払いを見える化・・・リードタイム短縮/在庫の圧縮
5.生産計画変動時の不要在庫やロスをミニマイズ生産進捗の見える化
5-1) 生産計画確定から発注～出庫～完成品倉入れ/出荷一気通貫システムの構築
5-2) 仕掛品管理の効率化(理論値棚卸・精度向上・現場負担軽減)など
5-3) DVD完成品修理の内製化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サービスコスト外注費用　約1533万円の削減
どんな人にアドバイスを提供したいですか？: 日本国内に発注しているメーカーと同じ品質でアジアの会社に作らせたい
一番の課題はなんでしたか？また、その課題をどう乗り越えましたか？: 海外に進出したが、品質に問題を抱えたまま生産をしているといった悩みを抱えた企業は数多くあると思います。
海外工場の品質が良くならない、品質管理が上手く機能しないのは、その国独特の理由があります。もちろん、日本の仕組みをそのまま導入しようとしてもうまくいきません。
そのためには、どの様にして諸外国のリスクを受けとめ、どのようなスタンスで、何に注意すれば企業とWin-Win関係を構築できるのかを実体験してきました。
「仕方なく自社受け入れ検査で全検をしている」 「指導できる人材がいない」「どのように指導しても定着しない」これらは多くの企業が抱えている課題と思われますが、私は実際に中国で多くの取引先工場を改善指導してきました。この経験から海外の事情、海外工場の問題点を熟知していると自負していますし、工場の生産準備・工程設計技術・品質管理体制の構築と品質改善、生産性の向上のお手伝いが出来ます。