事業をスケールさせるフランチャイズパッケージの開発について話せます
¥50,000~
■背景
私がIPO支援の立場で経営企画室に在籍していた企業では、フランチャイズ(FC)事業で急成長を遂げ、東証上場を果たしました。私のミッションは、その後の次なる成長の柱を探す、中長期的な経営企画の立案でした。この経験を通じて、フランチャイズ事業が持つ「事業スケールの潜在力」と、それを最大限に引き出すための「パッケージ開発」の重要性を痛感しました。
本業が絶好調な一方で、当時の社内では「守り」の意識が強く、新たな攻めの一手に対する理解が不足していました。そこで私は、当社の全国的なFC網や店舗資産を活用した独自の金融事業の設立を構想。フランチャイザーが金融事業を手がけるという、本業とはかけ離れた「突飛な新規事業」であり、当初は典型的な「絵に描いた餅」と見なされました。
しかし、この無謀とも思える企画を、いかにして「実行」へと導き、実際に全国展開したフランチャイズ網の上に新たな事業を構築できたか。そのプロセスこそが、事業をスケールさせるためのフランチャイズパッケージ開発のノウハウを体系化する原点となりました。
・私は、年間売上2千億円規模の上場企業での経営企画経験と、複数の中小企業・スタートアップの事業立ち上げ・再生に関わってきました。
・フランチャイズ事業では、数百店舗規模の全国展開から、新規事業のゼロからの立ち上げまで、多様なフェーズと規模の案件に対応可能です。
・フェーズとしては、新規事業のアイデア段階から、既存事業のフランチャイズ化、FC本部強化、多店舗展開、海外展開まで、あらゆる段階のご相談に応じられます。
■話せること
上記の背景を踏まえ、事業をスケールさせるフランチャイズパッケージの開発に関して、以下の具体的な経験やエピソードに基づいてお話できます。
1.「絵に描いた餅」を「実行」に変えるフランチャイズ事業化のプロセス
上場企業での独自の金融事業(フランチャイズ網を活用)立ち上げにおいて、当初社内で「無謀」とされたアイデアをいかに経営層や現場に納得させ、実行に移したか。具体的な社内調整、合意形成、パイロット展開の進め方。
既存事業の強み(ブランド力、顧客基盤、店舗網、ノウハウ)を分析し、フランチャイズパッケージとして「何を提供するのか」「どのように収益化するのか」を明確にする方法。
2.成功するフランチャイズパッケージ設計の核心
加盟店が「稼げる」ためのロイヤリティ設定、初期投資と回収モデル、サポート体制の設計。
本部と加盟店の役割分担、オペレーションマニュアルの標準化、人材育成プログラム(地方と都市部でのチーム育成・マーケティングレベル均一化の垂直展開ノウハウ)。
加盟店開拓戦略、店舗物件選定、地域特性に応じたマーケティング手法。
3.フランチャイズを活用した事業の多角化・グローバル展開
私が関与した酒蔵の再生事業での販路開拓や、農家レストランの全国展開、地域産品アンテナショップの都市部展開など、既存事業のFC化や異業種・異地域展開を通じた事業多角化の事例。
海外10ヵ国以上での拠点立ち上げ経験から得られた、海外でのFC展開における現地法令、通関、人材確保、文化適応に関する実務的なノウハウ。
4.リスクを乗り越え、持続的に成長するFCモデルの構築
「予期せぬ困難」を乗り越え、安定した経営を維持するためのリスクヘッジ戦略(分散投資、柔軟なサプライチェーン構築)。フランチャイズ事業における撤退判断や、事業売却(株式売却によるEXIT)といった「出口戦略」まで含めた全体像。
■その他
私は、経営企画担当者として、また複数の事業で経営者として、事業の「構想」から「実行」、そして「成果」までを一貫して見てきました。机上の空論ではなく、実際の現場で数々の壁を乗り越え、事業を成長させてきた経験が私の最大の強みです。特に、「人が動かない」「組織が変化しない」といったソフト面での課題解決にも力を発揮します。