効果的な活動指標の開示は、メンバーの行動変容を促せるについて話せます
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■背景
業務系の組織でも活動指標を設定し、頑張り度合い、企業への貢献度を測定し表彰される、または評価の一つの側面として活用するということが行われます。私が働いた企業では「業務目標」が仕事別に設定されていました。しかし、企業は絶えず変化します。また、測定可能なデータが限られている為、今頑張ってほしい活動や企業への貢献度が適切に反映されるデータが取れないこともあります。ある程度限定した状態で取れる指標を決めて、それを使い続けることで状態変化を見ることができます。逆に頑張ってほしい活動の成果を示せる指標を発見する、活用することで、組織方針として打ち出している活動に向かってもらうことができます。活動成果を示すデータを分解してみると、活動状態が詳しくみれることもあります。複数のチームがいれば比較することもできます。
私は、いくつかの組織を任された経験上、目標達成しろ!とうるさく言わなくても、適切なデータであれば、チームのリーダーやメンバーは今よりもよくする為にはどうすればいいかと考えて活動してくれるんだということを知りました。
やったこと、頑張ったことが客観的に自分たちでもわかることが、働くモチベーションにもなります。
リーダーとして大切なことの一つは、組織方針に理解納得が得られ、適切な行動をとれば活動指標にちゃんと反映されるようなデータを見つけていくということではないかと思います。
■話せること
1.アウトプットしたいことは何か?それを示せるのはどういうデータなのかを考える
2.今使っているデータは適切か?
データを出した時に、何がわかる? どう読める?を考えてみる。
メンバーはどう感じるか?頑張れそうか?
上記のことを、リーダー層やメンバーにも意見を聞きながら、考える。
事前に自分でも出てくるデータ、取れるデータの研究をしておく。
3.新しく検討したい指標案が出たら、考えること
そのデータは取れるのか? データ取得のためのコストが膨大ならやめる
少し工夫、変更すれば取れるものはないか? とるタイミングを減らすことも検討できないか?
4.試行してみる、しっくりくる? 定点観測してみる。リーダー層とは共有する。
使えそうなら、全員に共有する
5.活動指標から見える「改善の機会」に手を打てると尚モチベーションはあがります。
6.今まで活動指標がない場合は、ちょっと考えてみる。頑張ってほしいなと思っていることはないですか?
「数字が嫌い」という社員への説得方法(一つの方法)