製造票の品質保証体系、工場品質システム、組織の構築、人材育成について話せます

大学の卒論のテーマが、ガスタービンの過給機の構造研究であったために就職は航空機産業に進みたかったのですが、当時はまだ航空機開発の仕事はほとんどない状況でした。そこで、造船業界関連の企業(現住友重機）に就職し、船舶用のエンジン、ディーゼルエンジン過給機、補器などの設計を担当しましたが、家庭の都合もあって、2年半で都内の企業（ソニー）に転職いたしました。
ソニーでは３０年間勤務し、技術、品質、海外オペレーション（アメリカ、ドイツ、イギリス）に携わり、顧客要望仕様の実現、製品品質の向上、アフターサービス網の確立、技術センター及びノックダウン組み立て工場の設立、管理運営、新技術導入、マーケティングなど
また、各領域における人材の育成、異なる地域の多国籍人員の組織の運営　などを通じて事業に貢献してまいりました。
また、ソニーを離れて、中国に工場をもつ台湾企業（Lorom Industries Co., Ltd.）にて、電線製造を基幹とした、電線関連製品　（自動車用、信号伝送用、家電用、産業用）および接続機器、成形製品（コネクター組み立て、ハーネス組み立てなど）の電器機器類のOEM製造工場の品質、工場運営など１０年間　中国杭州、深センを拠点として社長（台湾人）の補佐、品質総責任者として工場運営に協力いたしました。
２０１７年からは日本法人の代表取締役としての日系の顧客（自動車メーカー、家電メーカー、IT関連機器メーカー）の対応、新規マーケットの開拓など行ってきました。
今後は、最も実績のあった　“品質”　を通じてオペレーション全般にわたり、組織運営、効率改善、問題解決、CS、協力会社（サプライヤ）管理　などの領域で事業に貢献したく考えております。