氏名:開示前
□職務要約
大手精密機器メーカーに素材技術者として新卒入社。次世代プリンター向けの新規硬化性樹脂の開発に従事し、数億円の新規設備投資の獲得に貢献。一方で入社と同時期にボトムアップで自社技術を活用した新規事業提案を始め、入社3年目で社長プレゼン枠に採択(部門最年少)。これを機にグループ会社との連携を加速させ、役員直轄プロジェクトへの昇格を実現。その後は素材開発部門内の新規事業提案制度の事務局に従事。投資基準の制定などの体制作りに加え、社内メンターとして4年間で36テーマを伴走支援し、5テーマの社外アライアンス成立を実現。直近では研究開発現場のDX推進プロジェクトを立ち上げ、AIを活用した新素材開発体制を構築。新規事業とDXの両面から組織変革に挑戦中。
経産省始動7期シリコンバレー選抜、田所雅之主宰スタートアップアドバイザーアカデミー2期、IMSジュニアプロフェショナル
□職務経歴
■製品開発
〇2015年~2020年
次世代レーザープリンター向けの有機半導体材料の開発、および量産技術開発に従事。独自の硬化性樹脂の開発、および製造プロセスのセット開発を進め、5億円規模の新規設備投資の獲得に貢献。
■新規事業創出(チームリーダー)
〇2016年~現在
自社コア材料技術を活用した次世代エネルギーデバイス事業を起案。部門内最年少で社長プレゼン枠に採択される。これを機にグループ会社との連携を加速。本テーマを役員直轄案件に昇格させ、既存事業部に移管。その後は別のアイディアを新規に起案し、現在8人のチームリーダーとして事業検証中。
■新規事業創出(仕組み作り)
〇2021~現在
材料開発部門内の新規事業提案制度の事務局に従事。新規事業案へのリソース投入判断基準の設計を進める。同時にメンターとして、30名以上の起案者を伴走支援し、年間100回以上のメンタリングを行う。社内メンターとして4年間で36テーマを伴走支援し、5テーマの社外アライアンス成立を実現。直近では研究開発現場のDX推進プロジェクトを立ち上げ、AIを活用した新素材開発体制の構築を推進。新規事業とDXの両面から組織変革に挑戦中。さらにイノベーションの組織への体系的なインストール力向上のため、2024年にIMS(Innovation Management System)ジュニアプロフェショナルを取得。
■研究開発DX
〇2024~現在
新規事業の仕組み作りで培った企業変革のノウハウを活用し、組織横断の研究開発DXプロジェクトを立ち上げ。24年1月にコアメンバー5名で始め、24年末には50名以上が参加するプラットフォームに成長させ、25年の役員の重点施策に本プロジェクトが採択される。プロジェクトマネージによる先進事例の創出、トップマネジメントと現場の仲介、DX人材育成体制の構築の3つを推進し、研究開発プロセスの抜本的な変革に挑戦中。
■社外活動
〇2021
経産省/JETRO主催「始動Next innovator」7期生シリコンバレー派遣選抜
https://sido.jp/sido2021-siliconvalley-program
〇2022
ユニコーンファームスタートアップアドバイザーアカデミー2期生
□自己PR
〇チームマネジメントスキル
新規事業事務局チームのリーダーとして5名のチームを4年間リード。
〇プロジェクトマネジメントスキル
新規事業推進ではオープンイノベーション窓口として、新規事業5テーマの社外アライアンス締結を実現。知財戦略に基づいた契約条件の精査・締結、PoCの設計と推進に取り組む。また、研究開発DXプロジェクトでは30名のチームで10種のDXプロジェクトを同時並行で推進し、1年間でAIを活用した新素材開発事例と生産プロセス効率化事例を3件創出し、部門賞を受賞。
〇好奇心
高校からバドミントンを始め、16年継続中。最近では「自分好みのラケットを自分で作りたい」という思いから、3Dプリンターでの試作に挑戦。自宅で3Dモデリングを行い、委託製造サービスを活用し、最新鋭のカーボンファイバー含有樹脂で3Dプリントを行うことで実用化を目指す。