超音波加工技術についてお話できます
¥30,000~
■ 具体的な経験の内容
超音波システム研究所は、
音圧測定解析装置(超音波テスター)と
メガヘルツの超音波発振制御プローブにより
物(工具・対象物・・・)の
音響特性(振動の応答特性・非線形現象)を利用する、
「超音波発振制御(加工)技術」を開発しました。
今回開発した技術により
「超音波の発振・出力制御」による
対象物への振動現象をコントロール可能にした、
超音波のダイナミック制御(洗浄・加工・撹拌・・)が、
発振制御プローブにより
超音波振動の非線形効果として利用可能になりました。
これは、加工・洗浄・表面改質・化学反応の促進・・・に対して
目的に合わせた
効果的な超音波利用技術です。
刃物(ドリル、リーマー、カッター、ナイフ・・)の音響特性や
加工油・治工具・対象物のサイズ・材質・・に対する相互作用もあり
解析は、複雑ですが
音圧の測定解析に基づいた各種の適用が可能になります
オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
以下の事項について
実験確認を続けた結果として、このような方法を開発しました。
1)超音波の非線形現象と、表面弾性波の解析
2)加工油液による超音波伝搬現象の解析
3)加工油の流れについてのダイナミック解析
4)超音波による、部品の表面検査技術の応用
5)超音波伝搬現象に関する、オリジナル論理モデルの応用
各種部品・・・に対して効果的な実績が増えています。
<<超音波伝搬状態の測定・解析>>
超音波プローブによる音圧測定システムです。
測定データについて、弾性波動を考慮した解析で、
各種の振動状態(モード)として検出します。
音圧測定解析システム:超音波テスターの特徴
*測定(解析)周波数の範囲
仕様 0.1Hz から 10MHz(標準タイプ)
仕様 0.01Hz から 100MHz(特別タイプ)
*超音波発振
仕様 1Hz から 100kHz(標準タイプ)
仕様 1Hz から 1000kHz(特別タイプ)
*表面の振動計測が可能
*24時間の連続測定が可能
*任意の2点を同時測定
*測定結果をグラフで表示
*時系列データの解析ソフトを添付
超音波プローブによる測定・解析システムです。
測定したデータについて、
位置や状態と、弾性波動を考慮した解析で、
各種の音響特性として検出します。
SSP仕様書verNA40抜粋
http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/e38cc1cf12893769f473033b9b703a5f.pdf
メガヘルツの超音波発振制御プローブ:概略仕様
測定範囲 0.01Hz~100MHz
発振範囲 0.1kHz~10MHz
材質 ステンレス、LCP樹脂、シリコン、テフロン、ガラス・・・
発振機器 例 ファンクションジェネレータ
目的に合わせた特殊超音波プローブを開発・製造対応します
超音波発振プローブ(タイプRA1) 仕様書
http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/4c9100118b9aa86086e88491ad35c228.pdf
この技術の基礎事項は
「表面弾性波」に関する
非線形現象の利用です
■ 実績や成果
<<特許申請>>
特願2020-90080 超音波加工
超音波発振制御プローブの製造技術の一部は
特願2020-31017に記載しています
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
2008. 8 超音波システム研究所 設立
・・・
2012. 1 超音波計測・解析システム(超音波テスターNA)製造販売開始
・・・・
2015. 3 超音波計測・発振・解析・制御装置開発
2016. 2 超音波とマイクロバブルによる「めっき処理対応技術」開発
2016. 8 めっき処理対応コンサルティング開始
2017. 1 もの作り(技術開発)に関するコンサルティング対応開始
2017. 6 超音波の応用に効果的な<樹脂>を公開
2018.10 メガヘルツの超音波発振プローブを開発
2019. 1 メガヘルツの超音波発振プローブのサンプル提供を開始
2019. 4 メガヘルツの超音波発振プローブの正式製造・販売を開始
2019. 9 超音波プローブを利用した「音響流」制御技術を開発
2020. 2 超音波発振制御(特許申請)
2020. 3 超音波溶接(特許申請)
2020. 4 超音波めっき(特許申請)
2020. 4 超