社会学者として、マーケティングの「いろは」「基礎知識」について話せます
マーケティングは人によって色々な定義があります。
普遍的な定義としては「市場(market)での企業活動(ing)」とすることはどなたも異論のないところでしょう。
メンズファッション協会で「マーケティングは、モーケティング(儲~けてぃんぐ)の源泉」というテーマで講演したこともあるくらい、自分も大切にしてきたキーワードです。市場の動き、マーケットの動向を分析することによって、トレンドの動きやクリエーターが意識をしている共通項を見つけることもできます。また、人気の秘密を探ることによって、消費者が求めているニーズをキャッチし、将来のヒット商品を産み出す予兆を導き出すこともできます。
「プロダクトアウト」と「マーケットイン」の発想
マーケティングは生産志向、製品志向、販促志向、顧客志向、社会志向と変遷してきました。
日本では前半3つの志向をプロダクトアウトの発想、後半2つをマーケットインの発想と呼んでいます。
「プロダクトアウト」とは、「自社の生産工場ありき、自社の技術ありき、自社の在庫ありきの発想で、自社の都合で企業活動する」というもので、「回りを見ていない、内向きである」という悪いイメージの発想と言われていました。「あなたはプロダクトアウトの発想が強すぎる」という使われ方をしました。この反省から、「もっと回りを見る、外向きになる」という意味合いで、マーケットインの発想が求められるようになりました。しかし、「お客さまは神様です」の言葉が出てきてしまったように、何が何でも顧客の要望に応えるという極端なマーケットインの発想が生まれたのも事実です。
高学歴者の余裕時間の拡大、各種サービス現場の増大、マーケットの事実の見える化などいろいろな要素が絡んでいますが、行き過ぎたマーケットインがモンスタークレーマーを生む要因の1つになってしまったようです。
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¥50,000~■話せること 「スポーツビジネス全般」「スポーツ産業の活性化策」「オリンピック招致活動」「スポーツマーケティング」 「アパレルファッションのトレンド」「SDGsの意味合い」「パリコレ・ロンドンコレの見どころ」 「過疎地指定された田舎町の復活策」「地方自治体の在り方」「ブランド戦略」「SP広報の重要性」 「働き方改革」「売上促進法」「経費削減策」「社員のモチベーションアップ術」等々 ■背景 ☆スポーツ業界一筋に40余年、その間、海外駐在経験10年(英・仏・スイス)。一部上場スポーツ企業の役員を卒業するまで、多くの経験を積んできました。特に、海外企業と国内企業のコーディネートを円滑に進められる術は天性のものと自負しています。また、過疎地指定された地方自治体を「四季を通じてのスポーツタウン化」を切り口に復活させ、経済産業省からも表彰されたことも。 2017年に念願だった起業を果たし、幸運にも国内外の大学で教鞭をとらせて頂く傍ら、複数の国際企業さまからのコンサルタント依頼を受け日米欧を飛び廻るビジネススタイルでした。しかしながら、このコロナ禍で生活スタイルは一変し、比較的安全な日本を軸足に非接触型ビジネススタイルで活動しております。国内重視に走りがちな企業の皆さまにワイドな視野を保ち続けられるよう、Weeklyで欧米の有益情報を提供させて頂いております。小さなプロジェクトチーム立ち上げから、売り上げ不振のブランド再活性化、さらには幹部研修会・新入生勉強会など、カンフル剤のなるような講演もお引き受けしております。