東京から地方に移住。そこで、ゼロから起業し、「自由」に生きる

１　ゼロから起業し、運営するノウハウ
２　起業後に起こる数多くの問題、課題の解決方法
３　どのような経験を積めば独立できるのか
４　地方に移住し、自分の思うような人生を送るにはどうしたらいいか
等々、今でこそ地方再生が叫ばれていますが、私が地方に移住した時は、そのようなムードもなく、今のような助成金等もほとんどありませんでした。
そんな時に移住し、そこで、今は、それなりに自由にやっております。
それに至るノウハウはご提供できると思います。

■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 1995年からまさに今まで
どちらでご経験されましたか？: 東京で日本石油（株）（現JX日鉱日石エネルギー）に5年勤務。
そこで、経理、財務について経験。
その後、東京から現在住む岩手県に移住し、最初に、地方のロードサイドでFCに加盟し、飲食店、レンタルビデオ、書店等を手がける会社（（株）みちのくジャパン）で営業、販売促進、店舗開発を経験する。
岩手県北上市にあるアメリカンワールドの立ち上げにも関わりました。
次に、東京での経理、財務の仕事を活かし、ソフトウェア開発会社（（株）ワイズマン）のJASDAQ店頭公開の上場業務を経験。
その後、いわて産業振興センターにおいて、インキュベーションマネージャー、中小企業支援スタッフの仕事を経験。
そこで知った今の会社のシーズとなる企業と出会い、その後ひょんなことから、そのシーズを自ら手掛けることになりました。
その時どのような立場や役割でしたか？: 日本石油時代は、経理、財務関係の仕事の一担当者。
（株）みちのくジャパンでは、平社員で入社し、アメリカンワールドの立ち上げも関わり、現場の仕事を仕切る係長でした。
（株）ワイズマンでは、JASDAQ店頭公開の後、人材育成部門を担当。
そのときは課長でした。
その後、個人事業主として独立後、現在の（株）シオンの代表取締役になっています。
一番誇りに思う成果はなんでしたか？: １　岩手県北上市の中心部に7,000坪の面積を持つ複合型商業施設アメリカンワールドの立ち上げに関わり、ゼロから商業施設を創る成果を上げたこと。

２（株）ワイズマンをJASDAQ店頭公開させたこと。

３　中小企業支援スタッフにて、中小企業の資金調達支援を行い、総額1億円近く、資金調達したこと。

４　現在の仕事である（株）シオンを2003年より約13年やってきたこと。
特に、岩手県で製造し、全国に販売する仕組みを構築したこと。
一番の課題はなんでしたか？また、その課題をどう乗り越えましたか？: １　岩手県人のような東北人は、最初なかなか心を開いてくれませんでした。
そこで、心を掴むには私と一緒にやると色々といい事があるとわかってもらうことでした。
２　現在の（株）シオンを立ち上げた後、一番大変だったのは、
（１）売上をどう上げるか
（２）資金をどう回すか
この2点であったと思います。ユニクロの柳井社長も言ってましたが、「業は資金が尽きたら、それで終わり」。この厳しい現実をその時、その時、最善と思われる方法で乗り切ってきました。
書き始めると大変な文量になるので、興味がある方はぜひお声がけください。
どんな人にアドバイスを提供したいですか？: １　地方に移住して「豊かで自由、自分の思いのままに生活する」、そんなライフワークを実現したい方にアドバイスできたらと思います。
この分野は今後どうなると思いますか？: １　現在の（株）シオンは、自然素材住宅の新築、リノベーション、リフォームをはじめ、木製家具建具等において、安心安全な木部専用の自然素材でつくられた自然塗料を製造し、全国に販売しております。
その市場は今後共それなりにあると思われますので、まずは日本国内できちんとした市場、あくまでも理想はですが、50億円を目指しながら、ゆくゆくは海外にも進出したいと考えています。
謝礼金額の根拠はなんですか？: １　よくわからなかったので、相場並みとさせて頂きました。
変な例えですが、私はあまりデキのいい方ではありません。
家庭教師に東大生を頼むと東大生は頭がいいので、なぜわからないか、わかってくれない。
その点、私はデキが悪かったので、苦労もしています。
苦労した分、多くの方の苦労がわかるのではないかと思います。
地域: 岩手県
役割: 経営者
規模: 現在5名にて運営