大学教育用情報処理システムの仕様策定・構築運用・競争入札について話せます
■ 具体的な経験の内容
1.学科パソコン教室自前化
工学部情報工学科パソコン教室の構築・運用の自前化
2.全学システムの仕様策定主導
全学の教育系情報処理システムリプレイスにおける仕様書作成と競争入札実施
3.ノートパソコン全学必携化決定主導
2018年度からの全学でのノートパソコン必携化を、提案すると共に、決定までを主導
■ 実績や成果
1.学科パソコン教室自前化
構築・運用費の総額を1/4以下に抑えながら同等以上の使い勝手、性能、品質を備え、技術職員1名で運用するLinuxベースパソコン教室を実現。
2.全学システムの仕様書作成主導
基幹の仮想基盤、ネットブート型パソコン教室システム、統合ID管理システム等からなる全学システムを3業者に競わせて、落札額をこれまでの2/3以下にまで抑えながら、要求を満たす性能向上と無停止の安定運用を実現。
3.ノートパソコン全学必携化決定主導
2020年度からの遠隔授業実施をスムースに開始するのに大きく貢献。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
1.学科パソコン教室自前化
システム設計、構築方法、問題解決に直接関わると共に、非常勤職員を必要に応じて採用したり、設定の一部を専門業者に委託したりすることで、乗り越えた。
2.全学システムの仕様書作成主導
コンピュータアーキテクチャの専門知識を活かしてコスパの良い構成としたり、業者限定の仕様を排除したりするとともに、肝心の項目についてきめ細かく規定することで、安かろう悪かろうの業者が応札できないようにした。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
大学における教育用情報処理システム(セキュリティ含む)の経費低減