DATE 2015-08-05

イベント報告:第3回オープンイノベーション・ラボ開催

イベントレポート

イノベーションの芽を探す新規事業担当者に対して、毎回ゲストを迎えてトークセッションを行い、オープンイノベーションの先駆事例等を共有するオープンイノベーション・ラボ。
第3回となる今回は、これまでとはまた異なる、プログラミング言語Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏をゲストに開催しました。

 

当日のスケジュール

・ゲストスピーチ【イノベーションの真実】まつもとゆきひろ氏

・サービス&事例紹介

・株式会社ユーザーベース、リンカーズ株式会社、株式会社ビザスク

・パネルディスカッション
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まつもと ゆきひろ氏
佐久間 衡 株式会社ユーザベース 日本事業統括執行役員
大出 整 リンカーズ株式会社 上級執行役員 海外事業統括本部長
端羽 英子 株式会社ビザスク 代表取締役
前田 佳宏 リンカーズ株式会社 代表取締役CEO
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当日の様子


1.    ゲストスピーチ 「イノベーションの真実」


“イノベーションとはなにか”

イノベーションという言葉にポジティブな面を見がちだが、ネガティブな面が同時にあり、
そもそも人は表層的な技術革新を求めがちだとブレイクダウンがされていきました。

- 閉塞感を打破するときに使われることが多く、現状が良くない状態で有ることが多い
- 破壊的イノベーションと呼ばれることもあるが、破壊とはネガティブな波が及ぼす事象である
- スティーブ・ジョブズは決してスマートフォンを最初に開発したわけではなく、絞り込んだプロダクトで社会にインパクトを結果的に残した人である

つまり、新規の成功であり、それに対する何となくの期待感の表れという、
成功した人に後からついてくる賞賛こそがイノベーションの真実ではないか
とのこと。

結果論であるという説明には、ご参加者の担当者の方々もご納得されているようでした。

“リスクが高くなければイノベーションは生まれない”

人々はそんな中で失敗を避けつつイノベーションを起こそうとするが、そもそも失敗リスクの高いことでないとイノベーションとは言えず、本当に避けることは難しい、とRuby開発における事例を交えながら説明がされました。

その中で、Ruby開発は仕事ではなく、趣味であったために制限がなく挑戦ができ、その点でリスクが少なかったとのこと。

Ruby開発成功要因:
- 一人(少人数)で開発を行ったこと
- 趣味開発であり、しがらみがなかったこと
- 趣味なので妥協がなく、 高いモチベーションを保つことが出来た

Ruby開発は趣味からスタートしたことであったがゆえに、(存在している)失敗リスクをほぼ排除することが出来たが、既存組織内でイノベーションを起こすにはその点は避けられないかもしれない…と。

Rubyの開発・広がりについて少しでも参考にしようと参加者の方々もどんどん前のめりで聞き入っていましたね。

“21世紀型イノベーションは趣味から生まれる?”

今後のイノベーションはITそれ自体ではなく、ITと非ITの掛け合わせが重要になってくると考えられ、また既存のものを新しく置き換えるなど、"隣の深堀り”が重要になってくるのではないかとアドバイスがされた。

また、技術革新により挑戦コストはどんどん下がっており、趣味から始められるのが21世紀型イノベーションであり、ソーシャルを巻き込めるかどうかが大事になってくるだろうとのこと。

ソーシャルの巻き込みが重要になるという点は、まさしくオープンイノベーションであり、組織に囚われることなく対外的に発信していくことの重要性も身に沁みました。

 

2.    パネルディスカッション

その後のディスカッションでは、日米の比較を交えながらイノベーションについて話が進行。

- 新規事業の対売上比率が米国12%に対して、日本はわずか6%
- 転職文化等の違いもあり、情報収集に違いがある。海外はあまり社内ですべてを解決しないといけないとは思っておらず、一方で日本では自前主義が強い
- 環境は重要。他人のやる気を高めたり上げることが出来ず、創造的になれる環境を用意できるかは重要なポイントであり、そういった人の時間の測り方を他の人と一緒にすべきではない
 (思考のシャワーを浴び続けることがブレークスルーを生む)
- 組織承認を得ることが難しい環境は現実に存在しており、そういった環境であれば外に出てゼロから創りあげることも選択肢の1つではないか

など、イノベーションを生むための理想と現実について様々な点から話し合いがされ、パネリスト同士でも議論が飛び交い、盛り上がりました。終了後の個別Q.Aも最後まで列がなされるなど遅くまで続きました。

 

今回も皆様のおかげでとても実りのある時間を過ごすことが出来たと思います。ありがとうございました。

第4回以降の開催については現時点では未定となっておりますが、開催が決まりましたら弊社HPにてご案内させていただきます。

その際は是非ご参加ください。

 

過去開催レポート↓↓

第1回:https://service.visasq.com/blog/77
第2回:https://service.visasq.com/blog/85

 

※オープンイノベーション・ラボとは >>http://visasq.co.jp/archives/4738

新規事業担当者に対して、毎回ゲストを迎えてトークセッションを行い、オープンイノベーションの先駆事例等を共有。
主催する3社からも最新のサービス事例を提供することで、各新規事業担当者が自社内、 また他社と共同で新たなイノベーションを創出できることを目指しています。

株式会社ユーザベース(http://www.uzabase.com/)
リンカーズ株式会社(http://linkers.net/)
株式会社ビザスク(https://service.visasq.com/business)

 

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