ライフスタイル・自分の生きたい人生にあった働き方における在宅勤務の実体験、本当のところ、やり方のアドバイス、会社に求めるもの、チームワークについてお話できます
以下、仕事の経歴になります。長文ではございますがご一読いただけますと嬉しいです。
【2006年】大学卒業、サイボウズに新卒として入社。
営業に配属され、6月から商社の営業担当を専任。
全国を飛び回る日々を3年半程続ける。
【2009年】結婚と出産を機に育児休暇取得。1年3か月。
【2011年】4月職場復帰。最初は営業系のバックオフィスで時短勤務で働き始めるが、
会社の意向で以前担当していた商社担当に再任。
以前と同じ仕事量だったため、帰宅してから子供を寝かしつけた後、夜中の12時まで残業する日々。
【2012年】第二子妊娠とともに再度バックオフィス系の仕事につく。
営業企画として営業部内のフローの整備や企画系を担当。
9月第二子出産とともに2度目の産休。
【産休中】自分はこの先どう生きたいのか、時間をかけて悩む。
答えは、育児もしたいしキャリアも積みたい。
往復3時間の通勤時間を無駄にしたくない思いから在宅勤務を決意。
それまで月4回まで会社以外での勤務は制度で認められていたが、完全在宅勤務者は過去に例がない。
思い切って会社に思いを伝え、やってみようとGoをいただき完全在宅勤務で職場復帰することに。
【2014年】5月に2度目の職場復帰。完全在宅勤務開始。
(ただし上司との話し合いの結果、月1で出社するルールに)。
過去の営業経験を活かし、在宅勤務でもできる業務を用意いただき、
導入相談窓口としてお客様からのお問合せ対応をメールと電話で行う。
【2017年】1月よりかねてから希望を出していたアメリカ拠点の仕事も任せてもらえることに。
現在は導入相談対応とアメリカの仕事と両方を行っている。
以上がこれまでの経歴でございます。
2度目の職場復帰で完全在宅勤務を開始してから自分の理想の働き方に近づけるため、また家族のライフステージの変化に合わせるように働き方を少しずつ変えていきました。
例)・お昼休みを通常1時間➡1.5時間に
・勤務中30分中抜けし、子供を学童にお迎え➡習い事に通わせる
在宅勤務って本当のところどうなの?
ネット環境やIT機器の管理などの周辺環境の整備は?
チームメンバーとの情報共有、葛藤、仕事の進め方、工夫の仕方は?
制度を受ける側から会社に求めるものは?
などなど、これまでの実体験をもとにお伝えいたします。
【過去のメディア取材など】
・会社の星(NHK名古屋、2度ゲストとして出演)
・Nスタ(在宅勤務経験者として自宅の取材)
・韓国のテレビ局からの取材(働き方の例として、自宅での取材)
・オイコノミア(NHK教育、在宅勤務者としてインタビュー)
・日経産業新聞(在宅勤務経験者として)
など。
サイボウズ株式会社 営業本部2014/5月 〜 継続中一社員の立場として、過去に社内では基本在宅勤務の事例はありませんでしたが、基本在宅勤務を始めた第一人者でございます。在宅勤務をはじめ、会社の時短制度、育休制度、様々な働き方の選択肢などをお伝えできます。
人事ではないのでそこまで深い話まではできないのですが、制度が何もなかった時代から在籍しておりますので、そのあたりの変化なども交えてお伝えできると思います。もっと働きやすい環境を整備していく会社は増えていくとは思いますが、すぐにできるものではないのでじわじわと増えていく、といったところでしょうか。サイボウズもここまでくるのに10年近くかかっています。
もっともっと一人ひとりが働きやすい環境ができるように、少しでも役に立ちたいです。私がきっかけかはわかりませんが、周りに在宅勤務を取り入れて働くメンバーがすごい勢いで増えてきました。
同じチームメンバーも、季節によって長期間実家の沖縄に帰省し、沖縄で在宅勤務を行いまた戻ってくる、という働き方をしたりもしています。
また、働き方以外にも、在宅勤務でもコツコツ信頼を積んでいけば新たなミッション(アメリカの仕事)も任せてもらえるようになった、というところです。