造船業と介護職経験からの仕事に対する意識や考え方

エキスパート

氏名:開示前


僕は長崎総合科学大学の船舶工学科を卒業した後、半年程大学で習得した中高数学教員の教員採用試験を受けたり、公務員試験を受けたりしていました。

しかしどの試験にも合格せず、そのまま大学で学んだ船舶工学の知識を持ち、回り道をしましたが当初の王道である造船会社の方に就職しました。

最初配属されたのは、現場の内業と呼ばれる基本的には船の骨組みとなる鋼材の加工をする場所でした。

その中でも条材と言われる骨の部分の加工場の材料運搬や段取りをする業務をしてああました。

その時は毎日重労働でとてもキツい場所でしたが、今思えばそこでの経験が今後の自分の仕事学に大きな糧になりました。

当然体を酷使していたので根性や忍耐力そして体力も付きましたが、自分が工程に合わせた段取りを踏まえて、大きな視点で物事を考えたり、如何に上手く下請けの職人を動かすかという仕事で必要な広い視野での状況判断と準備(段取り)そして人の動かし方というものの勉強にとてもなりました。

その後購買に異動して主に鋼材関係の買付けをしましたが、そこでは主に金額の交渉や注文をしましたが、現場経験を活かして現場で特に必要なものを買付けたり、値段交渉したり、また現場にいた時からのネットワークを使って、直接現場担当者からの生の声を聞いたりしながら役立てていきました。

仕事をする上で広い視野で物事を捉えて、そして何が最善で最短なルートであるかという事を常に考え、そしてそれを元に決断するという大切さをこの業界で学びました。

また人との繋がりや絆の大切さも改めて勉強になりました。

その後更に人との関わりやより接する仕事がしたくて福祉業界、今の介護の仕事に付く訳ですが、1から仕事を覚えるという苦労はありましたが、これまでに学んだ仕事のやり方を実行していく事で、違う業界でも十分やっていけるという自信になりました。

特にこの仕事では気付きというものが1番重要なものであり、これまでの危険な仕事で培われた状況判断が特に役に立っています。

毎日接している上で視点やデータ、そして体で感じる違和感から早期発見に繋がっています。

この業界も重労働で大変ですが、忍耐や体力はこれまでに十分付いているので問題ありませんし、何より人から感謝されるという何とも言えない充実感があります。

今後も益々業務に邁進していきますが、これまでの僕の経験が少しでも役に立てばと思い登録させて頂きました。

どうぞよろしくお願いします。

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氏名:開示前


職歴

特別養護老人ホーム ふたば荘

  • 一般 2010/12 - 現在

檜垣造船株式会社

  • 係長代理 1997/2 - 2010/4

謝礼金額の目安

¥30,000 / 1時間

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