製造業におけるダイバシティの推進について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容
某自動車会社は2000年以降、役員体制も一新し180度違う会社に生まれ変わりました。仏ルノー社とのシナジーの最大化、各市場の優位性向上、真の現地化とグループグローバル全体のパフォーマンスの最大化をしてきましたが、その原動力は全世界の従業員のモチベーションとフルダイバシティの協業にありました。それを苦労も含め社内及びルノー社で体感しました。

■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
島国、単一言語、単一文化の日本人は世界の中で最もダイバシティが不得意だと思います。当然ですが、世界の国々は文化も違えば、考え方も、ニーズも何もかもが異なります。もっと言えば同じ国民でも1人1人は違うのが当たり前で、その違いを認識し、違うことを認め合うことこそダイバシティですが、認めれば認めるほど様々な議論は発生し、同じ方向に向かうことは困難となり、コンセンサスを得るまでに時間もかかります。それを打破する魔法は無く、そのメリットを信じ、諦めず地道に会話を続けることしかなく、それを越えた先にはより強固な人間関係と高いモチベーション、ユニークなアイデア創出など絶大な効果があることを経験した。

■その他
地域: 全世界
役割: IT部門Manager、Deputy General Managerの役職で、全世界を対象にしたプロジェクトリーダー
規模: 200,000人の従業員を対象にしたプロジェクト

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氏名:開示前

1990年、日産自動車(株)入社。製造業各種システム開発・保守、ITインフラ導入、ITアウトソーシング企画導入など幅広く情報システム関連業務に従事。また北米駐在や提携先の仏ルノー社IT部門への出向、中国・アジア等へのビジネス拡大に伴うIT領域の整備、独ダイムラー社や三菱自動車との提携IT関連業務など、グローバル・ダイバシティも広く経験し、2011年よりチーフITアーキテクトとして、グローバルなDX推進、クラウド化、データ活用推進、SOC立ち上げなどを指揮すると同時に、DXを加速させるルノー・日産グローバルなIT組織ガバナンスを構築。 2018年(株)キッツに入社、日産での経験を活かし、基幹システム再構築(SAP)、その後“働き方大改革プロジェクト”を立ち上げOffice365の導入や情報共有基盤の整備、RPA導入、全社の意識風土改革を足早に推進し、2021年4月より、執行役員 CIO / IT統括センター長として、全社DXを支えるためのIT部門新戦略“KITZ Digital 2025”を始動。


職歴

株式会社キッツ

  • 執行役員 CIO&CISO / センター長 2021/4 - 現在
  • 副センター長 2020/4 - 2021/3
  • 部長 2018/9 - 2020/3

日産自動車株式会社

  • チーフITアーキテクト(副部長) 2011/4 - 2018/8
  • マネージャー (課長) 2009/4 - 2011/3
  • マネージャー (課長) 2003/4 - 2006/3
  • アシスタントマネージャー 1998/4 - 2003/3
  • 一般社員 1994/4 - 1997/3
  • 一般社員 1990/4 - 1994/3

社外取締役・顧問歴

Renault S.A.S

その他 2006/4 - 2009/3

Renault Nissan Information Services Manager Responsible Region フランス

社名非公開

その他 1997/4 - 1998/3

IT Division IT Specialist Responsible Region アメリカ合衆国


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