冬眠状態の地域キャラクター、企業キャラクターにおける再制作、活性化についてお話できます

エキスパート

氏名:開示前


今、ゆるキャラブームが起きて全国どこの地域にも、企業にも存在している時代になりました。
しかしそのほとんどは有効に活性化されいないと思われます。
自分の経験から見て歯がゆい思いをしているキャラクターが一杯あります。
私は地域キャラクターのぬいぐるみを多く作ってきましたが、正面画一枚という物が多く、立体図や色はこちらで適当に決めて作るしかありませんでした。これではアイデンティティーがないがしろになると思います。
また、お金をかけてアニメを作っているのにマネタイズできない。という例もあります。
キャラクターはエンブレムと違い、絵が完成すれば終わり、ではありません。使い方を決めてからデザインしないと空振りしてしまいます。キャラクターはロゴ、エンブレム以上に訴求力のある「劇薬」ですが、使い方が体に合わないと副作用さえあると思います。また利権の問題に発展しやすい業界でもあります。
私はコンサルをやったことはありませんが、現場の数を踏んでいる事には自信があります。
楽しい夢から泥臭い実務まで現場の話ができるかと思います。

■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1977年武蔵野美術大学卒業後工業デザイナーとして8年間リズム時計工業でからくり系のクロックデザインを行っていました。
1984年 日本最大手のキャラクター制作会社、商品企画部にプランナーとして入社。そこは平面デザインで勝負している会社ですが、普通のプランナーやデザイナーが手に余るメカ物、金型物、電気製品を主に担当してました。
貿易グループにも籍を置き、アメリカ輸出用の商品企画も行っていました。
1991年~2010年子会社出向
どちらでご経験されましたか?: 1991年~2010年 キャラクター制作会社子会社時代
それまでと異なり、自社製キャラクター以外の様々なデザイン、商品企画を行う事になりました。自ら描くことから、外注のデザイナーをディレクションして制作を行う立場になりました。
江戸時代テーマパーク、恐竜展、等いくつものキャラクター制作、最大手インスタント麺製造会社のキャラクターリニューアル等様々な地域、企業キャラクターの商品化、活性化を行ってきました。
企業名は公開できませんが、ご興味ある方はご連絡いただければ資料をお送りいたします。
その時どのような立場や役割でしたか?: クリエィティブディレクターとして外注クリエーターの発注、ディレクションは全て自分の権限で行っていました。商品製造はメーカーへの見積もりは仕様書を作って製造担当を通して主に中国のメーカーへ見積もりをだしていました。金額的な決済は営業担当ですが、デザインはほぼこちらで決めていました。外部のクライアントへもプレゼン、ブリーフィングに行っていました。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 10年以上前に作ったキャラクターがまだ現役でいるのを知った時。一過性の広告と違うキャラクターの愛され方を確認できてうれしく思います。ヤフオクで自分の作った商品がプレミアム価格で売られている時も嬉しいですね。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: キャラクターはマネタイズしやすいと思っておられる方が多いですが意外にお金と時間のかかる事業です。それを理解してもらう事です。夢を語った後はご予算を聞いて、その範囲でできる事を語ることにしておりました。
関連する論文やブログ等があればURLを教えてください: 私の現在の仕事を見られます。http://hamunovision.com/
(ハムノビジョンで検索)
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: ・これからキャラクターを作りたい方 既に持っているキャラクターの再活性化をしたい方
 (公募して投票で子供が描いた絵が最高得点になったが、これからどうしたらいいかわからない等)
・自社商品をキャラクターで売れるようにしたいと考えている方。
・自社キャラクターで魅力あるノベルティや着ぐるみを作ったりしたい方。
・業界ではどんなことをしているのか実例をしりたい方。
・そもそもどんな事をしたらどのくらいお金がかかるのか知りたい方。それ以前にマネタイズできる代物なのか疑問の方。

そういう事にお悩みの方にアドバイスできると思います。
この分野は今後どうなると思いますか?: 地域キャラクターはどんどん増え続け、屋号があるように個人も持つ時代が必ずやってきます。日本が平和で自由な国の証だと思います。

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氏名:開示前

Flashアニメやイラスト、企業マンガ、学習マンガ制作業。2010年3月に独立。わかりにくい商品をアニメやマンガで語ってあげます。
工業デザイナーから大手キャラクター制作会社に24年在籍した経験から、キャラクター商品のデザイン、制作、プロモーションの現場からクリエイティブディレクターまで様々な経験をしてきました。
1955年生まれ。東京都日本橋小伝馬町(3丁目の夕日みたいな下町)出身。
1981年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科IDコース卒業
     在学中は漫画研究会所属
同年リズム時計株式会社意匠部入社
     シチズンクロックのデザイン企画
     主にカラクリ系を得意とする
1986年 株式会社サンリオ 商品企画部入社
  立体系商品、海外向け商品の企画を主に行う。
1991年 株式会社サンリオファーイースト出向 
     サンリオキャラクター以外のデザインを含む様々なアートデレクション
     商品企画を行う。
2010年 退社。FLASHアニメ、オリジナルイラスト、マンガ制作で残ったビジネス人生を燃やす決意をする。
2005年 NHKミニミニ映像大賞 優秀賞
2006年 NHKミニミニ映像大賞 優秀賞
2007年 2月 NHKーbsデジタルスタジアム放映
2007年 8月 NHKーbsデジタルスタジアム放映
2007年 5月 CGアニメコンテストDOGA外伝収録
2008年 3月 Biz-R AWARD 3rd Stage のFlash部門で入


職歴

日本多言語化協会 一般社団法人 (JMA) Japan Multi-Lingual Associations

自営業(個人事業主)

  • 職人の味方

サンリオファーイースト

  • Creative Director 1991/1 - 2010/12

Sanrio

  • プランナー 1986/1 - 1991/12

リズム時計株式会社

  • 意匠部デザイナー 1977/4 - 1986/12

謝礼金額の目安

¥30,000 / 1時間

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