急性期病院・医療介護施設における看護師スタッフ指導のためのラダー作成についてお話できます
病棟内で業務マニュアルの作成・整備も同時に行っていたため、ラダーの作成も容易だったと思います。
その他、業務マニュアルやクリニカルパス作成に多数関わりました。また、電子カルテの導入、パートナーシップ導入、看護診断導入などのマニュアル・指導も行いました。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 15年前から新人看護師の指導や看護学生指導を行い、6年前に看護係長に就任し、3年前から病棟内ラダーの作成を開始し、2年前から実用に至りました。
どちらでご経験されましたか?: 大阪赤十字病院
その時どのような立場や役割でしたか?: 看護係長ですので決裁権限はありませんでしたが、企画・整備・管理を行いました。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 新人看護師の様相が大きく変化する中で、それぞれ個人に合った指導を行いそれぞれが役に立てる職業人に成長できるように指導できました。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 実際に業務中に指導をするのは看護師ですので、新人看護師に対してそれぞれに合わせた細やかな指導をすることは、看護師の業務負担となるため多少の抵抗がありました。また、「新人はこうあるべき」「ここまでできるようになってもらわないと困る」という概念を覆すことが大変でした。新人看護師の立場に立って話を聞いたり経年看護師の思いを伝えて調整をすることが最も大変でした。
また、どのように指導しても1年2年たっても実務を任せることができないレベルの新人はいるので、結局その新人に合う仕事枠を新しく設けたりしました。そのような場合には、どこでラダーを下げるかを早く見極めることも必要でした。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 新人看護師や、休業明けの看護師への指導に迷っている方にアドバイスができると思います。また、指導マニュアルを作成したい方にもお手伝いできると思います。
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職歴
大阪赤十字病院
- 看護係長 2011/9 - 2015/3
このエキスパートのトピック
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医療機関等における災害対策ガイドラインや部署マニュアル作成についてお話できます
問い合わせ赤十字救護員資格を持っています。 簡単な医療処置、心肺蘇生などについても指導できます。 看護管理者ファーストレベル所持、看護マニュアルやクリニカルパスの作成・看護師の指導を多数経験しました。
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急性期病院・医療介護施設における看護業務のマニュアル作成・整備・電子カルテ導入、看護師スタッフ指導についてお話できます
問い合わせ係長就任以前にはスタッフとして、骨髄移植などの導入についての看護マニュアル作成やクリニカルパス作成、集中治療部では低体温療法のマニュアル作成にあたりました。また、看護師指導のための病棟内ラダーの作成も行いました。 看護師としては血液内科、集中治療室、循環器科、心臓カテーテル、脳外科、未熟児科、消化器内科、消化器外科、乳腺外科などの経験があります。在宅医療との調整や褥瘡対策も行いました。 ランドマークのコーススーパーバイザーを5年間勤めました。