輸出貿易管理令における輸出管理の仕組みの構築

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容
当時の製品にはリスト規制品があり、かつ直接海外顧客に売ることがあったため輸出規制品に該当するか否かを判断して、輸出許可などを得る為の仕組みを構築し実践する必要があった。そこで輸出管理規程を作り、輸出規制品の該非判定をするなどの運用を行っていた。
■ 実績や成果
輸出許可の必要な製品の仕様を洗いだし、該当する場合には的確な輸出許可を取らせるようにした。在職中の14年間、輸出違反なし、正しい許可を5件取得している。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
仕組みの運用はISO9001の内部監査で輸出管理規程の実施状況を毎年監査していた。最も困難な輸出規制品の該非判定は、選任者を選抜して、毎年法令改正の教育を行ってきた。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無

■ 関連する論文やブログ等があればURL

■ お役にたてそうと思うご相談分野
日本の外為法(輸出貿易管理令)と共に米国の輸出規制についても運用経験があります。該非判定書についても提供できます。

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氏名:開示前

2023/3まで独立行政法人にて化学物質管理関係の化審法に関して化学物質の使われ方調査を担当していました。(非常勤技術専門職)
それ以前の仕事は、真空ポンプメーカにてISO9001品質保証とクレーム処理でしたが、そのほか製品の輸出に当たり安全保障貿易管理(輸出許可要否の判定)の仕組みをゼロから構築し該非判定や判定者の育成等も行い、輸出貿易管理令などの法令監視も実施していました。また、顧客のEAR(米国の輸出規制)問い合わせにも対応していました。更に製品のRoHS指令(指定有害物質の含有有無調査)やREACH規則(製品に使われている化学物質調査)の対外的な回答も担当しています。輸出管理の仕組み構築、維持は2004年から13年、RoHS指令、REACH規則調査は2005年から12年余り担当していました。
また、その前の職では大手建設機械の中央研究所に所属していたため電気で局所冷却する熱電半導体の材料研究、量産プロセス開発(レーザーによる半田付、熱電素子の自動組立等)、さらに応用機器開発、低温度排熱から電気を作る研究の国家プロ時ジェクトに参加もしていました。他にアモルファスシリコンの光センサーの研究や大型ダンプトラックのマイコン制御積載量モニター開発にも従事しました。


職歴

独立行政法人製品評価技術基盤機構

  • 技術専門職員 2018/4 - 2023/3

株式会社宇野澤組鐵工所

  • 品質システム管理責任者 2003/11 - 2017/6

株式会社KELK(旧小松エレクトロニクス)

  • 主査 1998/10 - 2003/11
  • 主任 1992/10 - 1994/9

コマツ

  • 主任研究員・グループマネージャー 1980/5 - 1998/9

日通工(現NECインフロンティア)

  • 部品事業部/設計開発課課員 1978/4 - 1980/5

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