15年以上に亘り海外進出を成功させて来た経験から、アメリカやカナダで成功する実践的なアドバイスを、現地からお届けします
日本企業の海外進出にあたり、私が得意とする分野は、二つあります。
一つ目は、海外で成功する商品やサービスの作り方。
私は大手広告代理店のカナダ支社で副社長として、日本の大手企業のアメリカやカナダ進出を支援して来ました。日本企業の海外進出時の典型的な課題としては、日本で実績のある商品が故に、進出国におけるマーケティング戦略を事前に慎重に検討せず、また、進出先でのターゲット分析が十分でなかったり、商品やサービスのアダプテーションが不完全なことが挙げられます。また、現地でのマーケティング活動においても、中長期の発展を見据えたプランや、最適な販路の確保も重要です。
私の成功実績としては、カナダで「日本生まれのビール」という位置付けで販売をしてしまったが故に、寿司屋以外の販路拡大に苦しんでいたビール会社のイメージを一新するマーケティング展開を行い、対前年売上200%以上を達成し、輸入ビール市場で確固たる位置を確保することに成功したり、日本のB2B企業のグローバル・マーケティング展開にあたり、クライアント企業の創業哲学を活かした独自のポジショニングの確立を成功させるなどがあります。
また、2つ目に私が得意とする分野は、現地におけるパートナー企業の発掘です。
海外進出においては、現地で最適なパートナーを見つけることが、とても重要です。良いパートナーと組めば、現地状況に沿った販売も可能ですし、問題があってもスグに情報が集まります。しかしながら、日本にいながら、また、短期間の出張などで、適切なパートナーを発掘することは、至難の技です。
私はカナダのトロントに在住しており、約10年の在住経験を通して、現地企業や優秀な人材との確固たるネットワークを築いています。
日本と北米企業でビジネスを進めていく上で、言語はもちろん、時差の問題やコミュニケーションスタイル・商習慣の違いがあり、不必要なストレスが発生しますが、日本と北米の文化や商習慣をよく理解している私のような人物をファシリテーターにして頂いたことで、過去に、食品会社、酒類会社、IT系などの日本企業の皆様のスムーズな北米進出を実現させています。
■その他
地域: カナダ・トロント
役割: 代表取締役社長
規模: 創業