再生医療の事業の新規事業立ち上げ新規参入やベンチャーの事業計画や事業開発についてお話できます

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■ 具体的な経験の内容 再生医療ベンチャーで短期、中長期の事業計画立案、ポートフォリオマネジメント、ライセンスイン、業務提携、アライアンス、CEOと執行役員会議での全体で100以上走るプロジェクトのマネジメント、R&Dのマネジメント、R&Dメンバーと社長室のメンバーの30名のマネジメント、広報、知財(補佐)、法務(補佐)など幅広い業務の企画立案と推進  日本ロレアルでは再生医療プロジェクトそのものを一から立ち上げるグローバルトップへのキックオフ提言から始まり、グローバルのタスクフォースチームが立ち上げられたら日本から技術検証とビジネスを開始するのが良いと提言し、日本視察をさせ、そのエグゼクティブたちに日本のポテンシャルパートナーたちとの面談をアレンジし、財務シナリオを含む事業計画をグローバルトップに提示。 スウェーデン大使館ではライフサイエンスの中では未着手だった再生医療にも着目し、日本の再生医療企業や製薬企業やライフサイエンスへ進出している多角化企業などにシーズをライセンスインしてもらえるように技術提案型営業を実施、2件ほぼ成立。

■ 実績や成果 再生医療ベンチャーでは豪サイナータ社(買収され現富士フィルム子会社)と業務提携を合意し、プレスリリースをした。海外再生医療ベンチャーからのシーズのライセンスインは複数交渉をした。日本の研究所、大学から7シードの共同研究開発とライセンスインの契約と研究員の派遣と研究開発のマネジメントを実施した。また、ニコン、川崎重工、IT企業、輸送機器企業と業務提携で合意。臨床入りが近かったスティーブンスジョンソン症候群の治療のための角膜上皮細胞の治験の為の製品の製造のSOPを読み解き、共同研究先の理研から技術員たちに品質にばらつきが出ないように指導をさせた。CPCのエンジニアリング会社での設計コンペからプロトタイプのCPCの稼働の準備もさせた。日本ロレアルではグローバルで再生医療に取り組む方向性を決定づけられた。スウェーデン大使館では再生医療関係で2件日本の製薬企業とライセンスインと共同研究及び再生医療企業と臨床開発の前段階の協業で合意する実績を上げた。

■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 再生医療ベンチャーではサイナータ社の持つ技術がどれほどユニークで汎用性がある技術であるかビジネスポテンシャルとベネフィットとそのリスクなどの洗い出しを短期間で行う必要があり、特許の解読、提供された技術情報の分析から技術導入するに足ると判断すること自体が大変難しい課題(産業としても会社としても5年前なのでとてもアーリーステージだった)。研究部、臨床開発部、薬事部、事業開発部、社長室のトップの執行役員達と社長とともに意見交換をしてベネフィットとリスクを洗い出した。その他の海外案件複数はDDする情報も徐々にしか開示してくれないため黒塗りの部分を推定するしかない等苦戦もした。全体のポートフォリオの大半を占める日本の大学との基礎研究の共同研究とライセンスインはその当時契約すべきではなかった。しかし社長と執行役員たちの基礎研究への肩入れを止めることは何度も諫言したが聞き入れてもらえなかったために結果として債務超過に陥った。ロレアルではグローバルで何事も意思決定が遅く、いまだに本格的なライセンスインや研究開始に至っていない。スウェーデン大使館では再生医療ベンチャーの持つシーズの大半がアーリーすぎる、もしくは自家培養のシーズが多く日本の製薬企業や再生医療企業にはライセンスインにはネガティブな要因だった。他家細胞の培養の技術にフォーカスして製薬企業と信頼関係を構築してスウェーデン企業も含めて何度もスカイプミーティングを繰り返して製薬企業へのライセンスアウト(スウェーデンから見て)と共同研究の合意にこぎつけた。

■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 オセアニアやスウェーデンや韓国についてはある程度検討した企業もあるのである程度はわかるが米国企業はほとんど評価していないので知見が薄い。日本の企業の動きは大体はわかると思う。

■ 関連する論文やブログ等があればURL

■ お役にたてそうと思うご相談分野 再生医療も含めたライフサイエンスに参入したい企業様などへのアドバイスはソフトである再生医療製品や消耗品とハードウェア製品メーカーともにカバーできると思う。

■その他
地域: 東京本社、スウェーデン、オーストラリア
役割: 社長室担当部長として多様な業務を遂行、事業計画立案、業務提携、ライセンスイン、R&Dマネジメント等
規模: 20人程度から50人程度まで社員が急増していたフェーズ。

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