欧州・中東及び全世界のデューティーフリーにおける化粧品ビジネス(経営・営業・マーケティング・物流)に関してお話できます
■ 具体的な経験の内容
10年間に渡りEMEA(欧州・中東・アフリカ)地域本社の社長、及び全世界のデューティーフリー事業の責任者を務め、60か国以上の国において化粧品事業を展開した経験を持つ。
■ 実績や成果
①EMEA地域の化粧品事業に関しては、新規国の開拓を積極的に進め、担当期間に売上をほぼ2倍に増加させた。
②デューティーフリー事業に関しては、新規事業としてゼロから立ち上げ、組織の整備や各国での人員の採用など全てをハンズオンで推進し、現在では1000億円を超える売上実績を残すグループ基幹事業の一つに育てた。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
60か国を超える国々の人々と、国籍・文化・商慣習などを超えて密接な協力関係を構築し、各国におけるビジネスの拡大を達成した。この課題を克服するカギは、言語能力を含むコミュニケーション力、さらには誰とでも協調できる人間力を磨くことであった。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
EMEA及びデューティーフリー事業のおける競合は、欧米のグローバル化粧品企業で、彼らと対峙するためには日本発であるがグローバルな価値を持つ製品を提供することが必要であった。デューティーフリー事業においては、現在の成長エンジンは中国人ツーリストなので、彼らをいかに取り込むかが成功のカギとなる。
■ 関連する論文やブログ等があればURL
■ お役にたてそうと思うご相談分野
上記の経験に基づいた、EMEA・デューティーフリー事業における化粧品ビジネスの展開に関して、様々な領域でお役に立てると思う。社長として経営、経営戦略構築、子会社・代理店管理、人材育成を担当したのに加え、IT・ロジスティック領域のプロジェクトにも深くかかわり、フランスにおける新工場建設プロジェクトも含めて、インフラ整備にも多くの知見を持っている。また2016年以降4年間グローバル監査体制の構築を担当したこともあり、グローバルレベルの内部統制整備に関する知見でもお役に立てると思う。
■その他
地域: EMEA(欧州・中東・アフリカ)及びデューティーフリー
役割: 社長CEO
規模: 売上500億円、社員2000名、担当国60か国以上
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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企業マネージメント、海外事業のマネージメントについてお話できます。
問い合わせ欧州(EMEA)地域本社CEO(8年)及びCFO(4年)、フランス販売会社(9年)・生産事業所(5年)の幹部メンバーとしての現地駐在経験に加えて、本社にて国際経営企画部長(2年)・欧米営業部長(2年)や海外事業のロジスティクス・IT責任者(3年)などのポストを歴任し、営業・マーケティング・財務・人事・ロジスティックス・ITなど広範囲に渡り海外事業のマネージメントに関する経験・知見を有する。 欧州(EMEA)CEOとして売上約500億円、従業員約2000名を統括し、20社を超える傘下の事業所の適切なマネージメントを通じて、地域内の事業の成長と経営の安定を実現した。 40か国を超える国と地域における事業展開を現地社員や取引先(代理店)と共に実行するに当たり、国籍や文化・宗教までを超越したコミュニケーション力を身につけ、急速な事業拡大を実現した。 そのために、EMEA各国に特有の商習慣やチャネル構造を理解するだけでなく、労務法規や労働慣習なども十分理解し、事業拡大に必須のピープルマネージメントも実行した。 欧州(EMEA)特にフランスにおける事業所の開設・拡大のノウハウ、組織や人事政策の構築に関するノウハウ、及びEMEA地域のピープルマネージメント方法などに関するコンサルテーションができます。
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グローバル内部統制/コンプライアンス・スキームの整備に関してお話できます。
問い合わせ■ 具体的な経験の内容 2016年の地域本社制の導入により大きくグローバル化に舵を切ったグループにおいて、それに相応しい内部統制のスキームを整備することが急務であった。そのミッションを受け、短期間に全世界をカバーする内部統制特に内部監査体制をハンズオンで整備し、強固な体制を立ち上げた。 ■ 実績や成果 各地域本社に監査部長ダイレクトレポートの監査人を配置し、また各地域のトップマネージメントに対するインタビューを含む「リスクアセスメント」を開始することで、グローバルな内部統制スキームを構築した。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 監査部長就任以前は、日本人の監査人のみで日本から監査を行っており、海外事業所のリスク把握は全くできたいなかった。またリスクヘッジに関するアクションもスピード感にかけるものであった。このマインドセットを一気に変更し、各地に現地の状況をデイリーベースで把握、アクションを起こせる現地監査人を配置(部長自ら採用)すると同時に、日本の本社の監査人の意識をグローバルに変革する数多くのアクションを取った。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 このようなグローバル監査体制を持つ日本企業は少なく、多くの企業から参考にされた。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL ■ お役にたてそうと思うご相談分野 グローバルレベルでの内部統制/コンプライアンス・スキームの構築・維持。