バイオ系の蛍光計測、製造工程内の検査装置の開発・ライン導入について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容
1)光通信用のレーザモジュールの組み立て装置の開発に生産技術開発センター長として推進しました。
2)独自のレーザ照射系とフロー系開発してフローサイトメータの商品開発を行いました。外部企業の依頼によるOne-Cellピッキング装置(単一細胞をハンドリングする装置、ものつくり大賞で経済産業省を受賞)のプロジェクトリーダとし開発を指揮しました。
3)レーザを用いた検査装置(光ファイバ母材、光ファイバの欠陥検査、銅条の異物検査)の開発を推進しました。
4)車載用の室内LED照明では拡散反射板を成型品として利用することで照度の向上やLEDの個数の削減を実現しました。またグレア対策として間接照明として開発を行いました。
5)植物工場用にフレキシブルフラットケーブルを基板としたLED照明を開発し、そのために新たな実装工程の開発も行いました。
■ 実績や成果
1)高精度な位置決め精度、信頼性の高いでレーザモジュールの事業化に貢献しました。
2)フローサイトメータとOne-Cellピッキング装置の商品化を実現し、バイオ事業を新規に立ち上げました。
3)工程内の自動検査装置の導入により品質の向上と改善活動の効率化に貢献しました。
4)複数のカーメーカに直接提案することでき、ワイヤーハーネス以外に新たな商品提案ができるようになりました。
5)植物工場用の省エネ型の栽培装置の開発ができきた。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
光ファイバや半導体レーザの製造技術と光コネクタの微細加工技術を組み合わせて課題の解決を行いました。
また、自社にない技術に関しては、大学と連携して国の助成事業を採択して、大学の技術を導入しました。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
検査技術に関しては、IoTやAIの技術が適用される分野で大学やソフトの企業と共同研究を行っており保有しています。
■ 関連する論文やブログ等があればURL
 特許多数出願しています。One-Cellピッキング装置に関しては古河電工の以下のサイトと文献を参照ください。https://www.furukawa.co.jp/jiho/fj133/fj133_13.pdf
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8902_hobun.pdf
■ お役にたてそうと思うご相談分野
 外観検査や寸法検査の分野、特にインライン検査、同時に複数の項目を同時に行う検査、LED照明の分野、光ファイバやPOFとの結合で困っている方。

■その他
地域: 千葉県市原市、三重県亀山市、長野県上田市
役割: 開発担当者、課長、部長、プロジェクトリーダとしての経験
規模: 3800名程度(単体)

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氏名:開示前

古河電気工業株式会社にて26年コーポレートの生産技術部門に所属し、生産技術開発センター長を5年勤め、全社の事業の量産プロセスと量産装置の開発を推進、生産性と品質の向上を牽引しました。生産技術開発センターでは、世の中にない生産プロセスや装置の開発を行いました。研究開発部門で開発された新製品や新製法を量産化するために、量産に適した方法の開発やスケールアップにより発生する新たな課題を研究・開発して解決、製造装置にそのノウハウを組みんで量産ラインに導入する業務を長年おkなってきました。
2010年から子会社の東証一部の東京特殊電線(株)に取締役兼執行役員として赴任し、10年間赤字が続いていた子会社を再建し、営業利益が10%を超える会社に成長させた経験があります。再建は社長をはじめ多くの方の貢献により達成されました。その中で私は製造現場の生産性の向上を担当し、原価低減、設備能力の向上(生産性2倍)を主に担当しました。
子会社に赴任して3年目で再建のめどが立ちましたので3年目から4年間、新規事業の開発を重点に行いました。ICパッケージや回路基板の検査用のプローブピンの事業と関連が深いICパッケージや回路基板の検査治具(プローブ検査)の事業、フレキシブルフラットケーブルを回路基板として使うLED照明機器事業、ヒータ線の事業からはヒータ商品の事業の展開を考えました。全く新規な事業としては、パワー用の両面基板の事業化に着手しました。市場の調査を自ら率先しておこなって、事業構想・戦略を練って既存メーカに勝てるシナリオを創造し、試作検討を行いターゲット顧客を訪問して戦略の妥当性、開発目標を確認しする一連の活動を行いました。全て子会社にとって未経験の分野の事業です。開発の方針として、製品の性能・品質と価格の両方で先行メーカに勝つことを考えました。そのために、製品の新規性の開発と独自の製造方法の開発を並行して行いました。
 定年となる前の最後の2年間は理美容家電メーカのテスコム電機株式会社に転職し、3件の慢性的な重大クレーム(ユーザに怪我やユーザの財産に影響を与えるクレーム)の抜本的な解決に取り組み、組織横断的な体制を構築し、関係部門が協力して活動することで創業以来50年関係決できなかったクレームの対策を短期間で解決しました。
専門分野は、流体工学、伝熱工学ですが。要素技術としては、コーティング技術、金属接合技術、樹脂金属接合技術(回路基板用途)、レーザ加工技術、1000℃を超える高温炉設計技術があります。分野としては、光ファイバ、化合物半導体、車載用のワイヤーハーネス、電線・ケーブル、樹脂成型品などです。
私の組織は、どのようにアプローチしたら良いかわからないテーマの依頼を受ける部門でした。抱えている問題をどのように解決したら良いか悩まれている方もお気軽に相談ください。できる範囲となりますが誠心誠意をもってご対応させていただきます。


職歴

プロセスD&Tラボ

  • 代表 2019/8 - 現在
  • 代表 2019/8 - 現在

テスコム電機株式会社

  • 副本部長 2017/7 - 2019/4

古河電気工業株式会社

  • 主査 2016/6 - 2017/6
  • プロセスユニットシニアマネージャー 2009/5 - 2010/5
  • センター長 1984/4 - 2009/5

東京特殊電線株式会社

  • 取締役兼執行役員 2010/5 - 2016/6

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謝礼金額の目安

¥34,000 / 1時間

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