菓子、飲料、OTC業界における新製品の開発と導入やプラニングについて話せます
チューインガムから抗癌剤まで幅広い領域での豊富なマーケティング実務経験を持つ。ブランドマネジャーとして製品のアイデア開発から、コンセプト開発、メディアプラン、パッケージ、ネーミング、広告開発、導入時の販促活動、事後の市場浸透分析までを菓子、食品、飲料、OTCなどで数多く経験。外資系企業のマーケティング理論に忠実なプランニングと計画実行を得意とする。メディアに関しては1990年代初頭に日本初のGRP保障の媒体購入入札を実施しテレビ広告の量と品質を損なうことなく15%の費用削減を達成(10年後に他社でも30%の削減に成功)。マーケティングに関して日本能率協会、日本マーケティング協会、日本マーケティングリサーチ協会などで講演経験あり(講演録も刊行されている)。海外(カナダ)での実務経験もあり、ブランドマネジャーおよびカテゴリーマネジャーとしてマーケットシェア55%を持つガム製品群とカナダ人の部下8人を管理した。マーケティングに関する知識等は主として実務を経由して体得したため、理論に偏らず実際に役に立つ手法、考え方、システム作り、改善法などを提供できると考えます。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1974年から33年間。
どちらでご経験されましたか?: 株式会社マッキャンエリクソン博報堂、ワーナー・ランバート株式会社、日本ペプシコーラ社、日本イーライリリー株式会社、ブリストルマイヤーズ・ライオン株式会社
その時どのような立場や役割でしたか?: プロダクトマネジャーとして自分で担当をしたことから、マーケティングディレクターとして管理者の立場で関与したことまで。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 時代遅れと考えられていた糖衣ガムをクロレッツを導入することで復活させ、板ガム中心の市場を糖衣ガムにシフトさせ市場に変革を起こした。強い刺激、初の個包装、ユニークなCMが功を奏しピーク時には全世界のクロレッツの売り上げの40%が日本だった。
関連する論文やブログ等があればURLを教えてください: 日本能率協会で講演したホールズとクロレッツのマーケティング・ケース・スタディが同協会から冊子として発刊されています。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 菓子を中心としたマーケティング担当の方に自分の経験で得られた成功と失敗を伝えて役立てていただきたい。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: ブランドが成功するためには品質面の優位性だけでなく、配荷率、知名率、価格競合力など多くを考慮しなければならない。最終的にブランドマーケティングで必要のものは、どこで戦うか(セグメンテーション/ターゲッティング)と対競合差別化(ディファレンシエーション)の二つで、これがちゃんとできていれば大きな失敗はしない。
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職歴
三菱食品株式会社
- マーケティングアドバイザー(派遣) 2017/2 - 2019/1
ブリストルマイヤーズ・ライオン株式会社
- 代表取締役 ゼネラルマネジャー 2005/1 - 2007/9
ブリストルマイヤーズ・ライオン株式会社
- 取締役 シニア・ディレクター 2002/7 - 2004/12
日本イーライリリー株式会社
- プロダクトチーム統括部長 1999/7 - 2002/6
- マーケティング アドバイザー 1998/1 - 1999/6
日本ペプシコーラ社
- マーケティング本部長 1997/2 - 1997/12
ワーナー・ランバート株式会社
- 菓子事業本部 取締役 マーケティングディレクター 1994/6 - 1997/1
ワーナー・ランバート株式会社
- プロダクト・マネジャー/マーケティングディレクター 1981/6 - 1994/5
株式会社マッキャンエリクソン博報堂
- マーケティング局 シニア・マーケティング・エグゼキュテイブ 1977/6 - 1981/5
株式会社マッキャンエリクソン博報堂
- 媒体局 メディア・エグゼキュティブ 1974/4 - 1977/5