木質バイオマス発電所(50 MW)を明星セメント糸魚川工場内に設置し2005年よりサミットエナジーに電気を供給。

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容 電力小売り自由化に即応して2000年5月に住友商事内に 新しい部「エネルギー事業部」            を発足。 更に2001年2月に新電力 「サミットエナジー」を設立し、2001年7月から電力
           小売り事業を開始。 小売り用電力の安定供給を図る為、太平洋セメント社との合弁事業
           として「サミット明星パワー」を太平洋セメント社の子会社である「明星セメント社
           糸魚川工場」内に建設。 サミット明星パワーは50MWの発電出力の大型木質バイオマス
           焚き発電所としては当時最大規模。
                                  
■ 実績や成果  サミット明星パワーは、2005年の運転開始以来大きなトラブルもなく、14年間以上安定運転を
         してきています。

■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか  同社が直面した最大の問題は、木質バイオマス燃料の安定
                        供給の確保である。 2005年の操業開始当時は近隣に競合
                        する木質バイオマス発電所がなかった為バイオマスの調達は
                        問題もなく出来たが、その後はバイオマス燃料の調達コスト
                        の高騰に苦しめられた。 その危機を乗り越えられたのは
                        事業パートナーである太平洋セメント社のバイオマス燃料
                        調達力であった。

■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無

    サミットエナジーは木質バイオマス発電において「サミット明星パワー」での成功体験を踏まえ、2017年
    6月には本邦最大規模の発電出力75MW木質バイオマス発電所「サミット半田パワー」を立ち上げ、更に
    2018年8月には発電出力 50MWの木質バイオマス発電所『サミット酒田パワー』を運転開始。
    

■ 関連する論文やブログ等があればURL

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■その他
地域: 新潟県糸魚川市
役割: 新電力のサミットエナジーの社長として木質バイオマス発電所の立地、建設、運転監理 等
規模: バイオマス発電所の「サミット明星パワー」の従業員は20名なれど、親会社 「住友商事」、「太平洋セメント」からの派遣役員を含めれば計25名

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氏名:開示前


職歴

サミットエナジー

  • 専務取締役

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