大規模システムの開発環境運営のノウハウを伝授します
■ 具体的な経験の内容
大規模開発、マルチベンダー体制における開発環境統制を行いました。
機密性の高い情報を扱うシステムであったため、機材や作業場所は発注元組織で用意しました。
筆者は発注元組織の PMO の一員として、多数の企業が利用する環境運営を仕切りました。
環境運営とは以下のような内容を指します。
・作業場所の確保
・備品類手配(机、椅子、電源、端末、NW配線、etc)
・開発ツールの標準化と利用マニュアル整備
・サーバー環境の準備とリソース割り当て計画策定
・サーバー環境のサイジングとコントロール
・各種セキュリティ対策(入退室管理、データ持ち出し・持ち込み管理等)
■ 実績や成果
ピーク時には 200 名を超える開発要員が参加しました。
限られた予算内でプロジェクトのマイルストンに影響を与えず、開発者の要求に応えました。
運営側の体制も 24 時間 3 交代でシフトを組み、サポート体制を維持しました。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
当初想定を超える開発者数で居室やサーバ側のリソースが不足しました。
開発企業の責任者とスケジュールを調整し、タイムシェアリングしてなんとか回しました。
他にも様々な工夫をこらしました。
■その他
地域: 日本国内
役割: PMO の環境整備グループのリーダー
規模: 下請企業 10 社超、開発者数 200 名超、開発環境数 100 超
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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