産官学連携活動に於ける研究者と企業担当者間の折衝・交渉仲介業務にて、研究成果の技術移転を実現させる業務

  • 電子部品(センサ)
  • 事業開発

経験内容

●経験内容
1)産官学連携活動における連携コーディネーター業務経験及び、戦略的・組織的連携構築の統括業務経験
NIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構)は、国内で唯一の国立材料研究機関であり、広範囲な物質・材料の基礎研究を行い、物質の理論的な原理解明や材料の特性解析・特性改良を研究し、革新的な材料開発手法やその応用としての革新的なセンサ原理の研究開発を行い、成果としての特許取得を行う。その後に研究活動を通した社会貢献として企業への特許ライセンスを行っている。 
この一連の流れの中で最終段階に相当する研究成果・特許技術を国内外の企業に対して技術移転すべく、以下の業務を担当した。
- 国内外の大手企業との間で組織的・戦略的な連携体制合意の基で、戦略的な複数材料研究領域に於いて中長期的な共同研究体制センター(CoE)を構築(就任後に6センターを新規設立)し、各センターの設立方針に則した適格な共研テーマ設定協議とセンター活動運営推進事務局業務を担当。
- 国内研究機関・大学と比しても最大規模の共同研究体制の構築に貢献した。
- 「産官学連携」の名の下に一般論的に「Needs/Seeds Matching」が叫ばれるが、NIMSでは他の大学・研究機関とは大きく異なる体制・手法の基で大きな成果を実現している。この達成成果に貢献出来た事を誇りに感じている。
2)人工嗅覚センサ(MSS嗅覚IoTセンサ)技術の業界標準化を目指す活動組織の設立と運営事務局代表業務経験
人間の五感に中で電子化が実現出来ていない感覚が嗅覚であり、この人工嗅覚の実現の大きな可能性を秘めた基礎的センサ原理が、NIMS・吉川研究員によって発明されたMSS嗅覚IoTセンサである。人間の五感の中で唯一嗅覚が「化学」センサであり、ニオイ成分は通常で数百種類以上のガス成分分子で構成される事から、単一ガス分子検出技術とは全く異なる多成分混合ガス検知技術と微量な混合成分の差異を検出可能とするニオイ識別能力が求められる非常に複雑な解析技術が必要となる。
NIMSにて研究開発された「MSS嗅覚IoTセンサ」の実用化を実現する為には、従来の手法(狭帯域アナログセンサ出力信号強度分析)では不可能であり、複雑なニオイに対する「複数チャンネル出力信号のパターン認識手法」の導入が不可欠な事から、NIMS単独の研究開発では無く、産学の有識者と要素技術を有する企業との共同研究体制を構築を必須年、産学関係者との協議主導者となり、MSSアライアンス発足(2015年9月)させた。
その後には、MSSアライアンスの共同研究活動の成果物を使いニオイ識別センサの効果検証を広範な社会生活環境領域で実証実験を行うべく、「MSSフォーラム(公募型有償会員制実証実験活動)」を発足(2017年10月)させた。 このMSSフォーラムは、国内外の大手企業を中心に中小企業会員を含めて会員数約40となっている。
小職は、両活動の事務局代表を務めていた。
- これらの活動に於いて各会員の合意賛同の基で会則・規約の制定と運営が求めらる事から、従来のコンソーシアム規約等には見られない柔軟且つ合理的な規約を考案する事で、円滑な事務局運営を実現した。
- 各会員企業は、フォーラム会員に参加した情報の非開示を求める事から、独特の会員情報管理手法を考案し、競合関係にある同業者も参加可能とする手法を導入した。 併せて、会員の知財創成に関する合理的な手法を考案し大手企業にも参加可能な会則・規約を導入した。
- 上述の如く、MSSフォーラムは実証実験活動の成果報告を期待する活動であり、従来のセンサ技術とは全く異なる原理のMSSセンサに対して、各会員が如何に速やかに習熟出来るか否かが、最重要である事から、F.T.S(フォーラ技術支援窓口)を開設し、Web上のHomePageと一体となった充実した支援体制も構築した。
- 会員からの計測データは会員企業にとっては最終秘密情報であるが、パターン認識解析は非常に高度な最先端人工知能解析(AI解析)が必須であり、且つAI解析エンジンそのものも開発途上に有る事から、クラウドサーバー上に計測データアップロードが必然となる。 これらの難題を解決すべく高度なセキュリティを施したAIクラウド環境を構築した。
●関連するURL:
NIMS
http:www.nims.go.jp
MSSフォーラム
https://mss-forum.com
●お役にたてそうと思うご相談分野に関して
- 産官学連携活動 大学・研究機関からの技術導入に関して
- 産官学連携活動の成功への秘訣
- 産官学連携における知財創成の扱い方法
- コンソーシアム運営課題の解決方法
- 人工嗅覚センサ技術の世界の現状について
- 人工嗅覚センサ

地域

茨城県つくば市

役割

外部連携部門・連携企画室長として様々な研究成果を国内外企業に特許技術移転を図る統括業務

期間
2013年 〜 2019年頃

氏名・職歴の開示について

氏名:(開示前)

職歴:(開示前)


自己紹介

新卒にてソニー(株)入社し、OA機器商品設計、コンピュータ周辺機器商品設計業務を9年間経験し、その後米国(CA州)子会社に赴任し、PC機器メーカーへのOEM機器商品設計/システム機器商品開発組織責任者等の業務を14年間務め、2002年に本社に帰任しました。 その後、新規事業部門にて2度に渡りJV企業設立プロジェクトに参画し、事業企画兼商品設計部長を務め2011年末に退職。
その後、2013年4月より国立研究開発法人物質材料研究機構に就業し、前職に於ける事業戦略企画・商品企画経験を活かせる業務として産官学連携活動に従事し、本研究機関の社会貢献としての「研究成果の社会実装」に繋げる為の技術移転業務に拘わる「企業連携コーディネーター統括業務」を担当し、国内大学・研究機関に於ける産官学連携・技術移転活動のモデルケースとなる成果・実績を挙げる事が出来ました。 研究機関の「技術Seeds」と企業の「事業Needs」とのマッチングを図る非常に効率的な手法を考案導入した実績を広くご紹介したいと考えた次第です。
又、この活動に派生的な拡大展開として、公的支援を受けない新たな産官学連携活動体制(アライアンス/フォーラム)と手法を実践した経験を、他の広範な分野にもご紹介すべく本ビザスクにアドバイザー登録させて戴きました次第です。

職歴

開示前(決済前には開示されます)