情報、家電デザイン、ブランドマネジメント、従業員活性化について話せます

　日立製作所のデザイン部門にて、エアコン、パソコンなどのデザインを担当した後に、イタリアミラノ、ドイツミュンヘンにて日立における欧州でのデザイン部門を統括する立場で、様々な機器デザイン分野におけるコンセプト立案に携わりました。分野の例としては、高速鉄道車両、昇降機・エスカレーター、大型からパーソナル情報機器、そして発電所に至るまでの多様な機器システムを手掛けました。
　また、帰国後にはブランド担当部門に移り、日立グループのブランドマネジメントシステムの構築に携わり、現行でも使用されているマネジメントシステムを作りあげました。その一環として、コーポレートステートメントである「Inspire the Next」の作成も行いました。その後には、情報機器分野の事業部門の事業ブランド関係などを手がけました。また、日立の経歴での最後には本社のブランド戦略部門に戻り、インターナルブランディングや日立グループ内におけるブランド使用に関わるマネジメント業務を統括していました。
　2010年には同社を退職し、名古屋の大同大学にてプロダクトデザイン分野の教授として、次世代の育成に携わり、2020年3月に定年退職しました。その後は、フリーランスとして企業支援に携わっています。
　経験としては、製品デザインに端を発する商品企画、ブランドマネジメントなどがあり、こういった分野でアドバイスをすることができます。
　そして、ブランドマネジメントの重要な課題には社内の従業員の活性化がありますが、こうった内容においても日立時代および大学の教員時代に産学連携活動において、多様な経験を有しています。