コーポレートの0→1構築、10→100の組織成長に伴うコーポレート対応

エキスパート

氏名:開示前


【経理チームの再構築】
入社直後は前任者の引き継ぎがあまりなく、経理スタッフも異動してしまい、入出金管理といった庶務から決算開示、税務申告、請求・販売管理業務、総務業務のすべてを私含めた新入社員2名で対応しなければなりませんでした。一方で事業は順調に拡大し、人員増加に伴うオフィス増床などの案件もあり、業務量が膨大となりました。

また、前任者が作成していた経理の成果物が作成者に依存したものになっており、標準化されておらず、経理の成果物やIR担当者の成果物にはミスが多く、監査法人も監査に多くの時間かかってしまっており目に見えないコストが多く発生している状況でした。

その状況下で以下を実施致しました。
・財務数値の過去情報整理および経理成果物の効率化、標準化
・マクロによる請求業務の効率化
・スタッフおよびアルバイトの採用、育成

現在は経理チームが増え、私もマネジメントに集中できる体制となりました。当初の混乱の副産物ですが、庶務も含めてすべての業務のオペレーションに携わったため、下流から上流までを意識した業務改革を行うことができたかと思います。

【プロジェクト①オフィス増床・閉鎖】
従業員が80名→200名まで増加しており、それに伴いオフィスの増床が3回、閉鎖が1回ありました。事業部側としては「採用力強化・モチベーションアップ」を目的としたコストのかかるおしゃれなオフィスを要求し、経営層としては「コスト削減」を重視していたため、間に立ち両社の意見を尊重しながら、オフィスの増床を行いました。また、コストに非常に厳しい会社であったため、業者との交渉で史上最安値と言われるまでの値下げを行いました。
・クラウドサイン事業部 オフィス
https://www.mac-office.co.jp/works/tokyo/4370/

オフィス移転に当たってはAkerunといったオフィスマネジメントの新しいツールの導入なども行いました。
・Akerun導入事例インタビューおよび登壇
https://akerun.com/casestudies/detail_bengo4-com/
https://akerun-seminar-20190516.peatix.com/view

【プロジェクト②システム導入】
A.入金消込システム(V-oneクラウド)
販売管理業務の一つである、顧客からの入金と債権を照合させる「入金消込」作業に多くの時間がかかっており、また業務も俗人化していたため、R&AC社のV-Oneクラウドを導入することにより業務の効率化および標準化を行いました。
・V-ONE クラウド導入事例
https://www.r-ac.co.jp/case/2342/

B.SaaSの販売管理システム導入(zuora)
クラウドサインの事業拡大に伴い、SaaSの販売管理システムであるzuoraの導入を行いました。1年ほどのプロジェクトとなり、2019年1月より本格稼働が開始されています。
https://note.mu/missy3/n/n6d007cd000ae

C.会計システムのリプレイス(freeeエンタープライズプラン)
今まで使っていた会計システムがオンプレミスの非常に古いものだったので、クラウド会計システムへのリプレイスを行いました。今までなかった予算管理タグの採用やPDF取り込み機能などを採用し、予実管理の精度向上や経理業務の効率化を図りました。

D.社内イントラslackアプリアプリの導入(Roby)
社内イントラの代わりとなる総務系slackアプリの導入を行いました。海外のサービスのため、アメリカ人社長と直接英語でコミュニケーションをとりながらシステム導入を行いました。

【プロジェクト③コストダウンおよび改善イベントの企画・運営】
社員が急激に増加するなかで、無駄なコストの増加およびコスト意識が低下していることを感じていたため、コストダウン施策の実行および全社的な改善イベント(コストダウン・業務改善のアイデアソン)の企画から実行までを行いました。

コストダウンでは、既存取引先の見直しなど各種施策を行ったことにより、年間で700万円の削減に成功しました。
改善イベントでは、全社員を対象に業務改善やコストダウン施策を募り、優勝者には賞金を出すというイベントを企画・運営まで行いました。会社初の試みで、多くのアイデアが出たため順次実行されています。

【プロジェクト④予算管理体制の標準化】
予算管理業務を管理部執行役員が職人技で行っていたため、管理シートの標準化および標準化したシートの展開を各事業部へ行い、全社的に予算消化状況をモニタリングできるようにしました。
予算管理・統制は経営企画の管掌範囲のため、当該のプロジェクト

■その他
地域: 東京本社
役割: 経理・税務・予算管理をマネジメント
規模: 従業員100名から200名の拡大を経験

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氏名:開示前

プログラミング・SaaSによる業務自動化・効率化に取り組んでいます。理想は「OK,Google 月次締めて」で業務が終わる世界。 コーポレート構築全般(業務設計,システム設計,予算KPI管理,販売管理,経理総務等)のご相談も受付けます。

https://twitter.com/caddiTatsuyaito


職歴

キャディ株式会社

  • マネージャー 2019/9 - 現在

弁護士ドットコム

  • マネージャー 2017/4 - 2019/9

EY

  • 2013/2 - 2015/12

謝礼金額の目安

¥30,000 / 1時間

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