中学・高校英語教育・国際交流(異文化理解・多文化共生)・国際バカロレア教育・英検について経験に基づいてお伝えできます。

  • 教育(学校運営)
  • なし

経験内容

具体的な経験の内容

①ニュージーランドやオーストラリアにある姉妹校との交流担当者として(現職時)
②大学院での研究を通して(学校の国際化・グローバル人材の育成についての研究)

業績

北海道社会学会発表 2016年 タイトル:交換留学と学校の国際化について
   同上     2018年 タイトル:国際バカロレアの学校教育

実績や成果(課題をどう乗り越えたか)

「学校経由の国際交流における問題点と解決について」
 海外からの留学生が日本の学校や家庭において感じる違和感や日常生活における困難を、ホームステイ受け入れ家庭に対するアンケート調査などを通して早期に知ること、留学生自身が留学以前から抱えている問題を深く理解することは、どちらも留学を成功させるために大切です。留学生の抱える様々な問題が、受け入れた学校の教育活動の中で解決に向かうとしたら、それ自体が留学というシステムの持つ大きな教育力ではないでしょうか。
 以前にニュージーランドから受け入れた留学生が帰国後、家や学校で見違えるように意欲的になり喜んでいる旨、姉妹校の校長から感謝の報告を受けました。その生徒を受け入れた当初は、個人の持つ悩みや困難について余り深く知らされていたわけではなかったのですが、留学がその生徒によい効果をもたらしたと言う事実は、留学生の担当者として大変励みになりました。
 日本人学生が海外に留学する理由、海外の学生が日本に留学する理由には、それぞれ個々様々な理由があります。留学後、異文化に囲まれてする生活は、それまで自国で家族や先生に温かく見守られ保護されてきた環境を離れ、学生達がたくましく成長する契機となります。一方で、留学により生活に破綻をきたすというパターンもあり得ます。異文化理解や多文化共生に関わって、留学交流に関わる人々が知り備えておかなくてはいけない知識や心構えとは何か。留学生を受け入れる側には、どのような気配りが大切なのか。理想的な受け入れ家庭(ホームステイ)とはどのようなものか。このような疑問に答えてくれたのが、ニュージーランドの姉妹校で生徒達が体験した感想文でした。大学院での研究として、この感想文を資料とし質的分析を行ないました。ニュージーランドでの留学が日本人の学生に与えた影響について考察しました。分析内容については、修士論文の付録として掲載しています。
参考:修士論文「共生のための学校空間―交換留学と学校の国際化についての研究」(2013,北海道大学)付録 
 現在は、教育現場を離れ国際交流の実践に関わることはないのですが、国際交流や学校におけるニューカマーの拡大に関わる問題について、事例を広く蓄積し分析していくことができれば現場の実践の役に立つのではないかと考えます。現時点で国際交流を行なっている学校や団体・事業所での問題解決のヒントになることができれば幸甚に存じます。
 博士過程では「国際バカロレアの教育」(IB)について研究しています。国際的に通用する教育、IBとはどのようなものなのか。IBを知ることは、それぞれの国のバックグラウンドにある教育を支える理論やカリキュラムの違いを知ることであり、これまでの異文化理解、多文化共生への考え方をさらに進化させ、学校におけるグローバル人材の育成への可能性を開きます。学校教育のどのような部門でグローバル人材の育成に効果を上げることができるのか興味を感じています。(例えば、留学や国際交流活動・ALTの配置について)

関連する論文やブログ等があればURL

薄井博(2001)『アメリカの学校文化日本の学校文化―-学びのコミュニティの創造』金子書房
宇土泰寛(2011)『地球時代の教育―共生の学校と英語活動』創友社
駒井洋 (2006)『グローバル化時代の日本型多文化共生社会』明石書店
紺野祐他 (2008)『教育の現在―子ども・教育・学校を見つめ直す―』 学術出版会
子安増生 編(2009)『心が生きる教育に向かって―幸福感を紡ぐ心理学・教育学』
ナカニシヤ出版
佐藤郡衛(1999)『国際化と教育―異文化間教育学の視点から』 (財)放送大学教育振興会
末弘美樹(2006)『日本人留学生のアイデンティティ変容』大阪大学出版会
諏訪春雄 編集(2006)『グローバル化時代の日本人』勉誠出版
馬淵 仁(2011)「『多文化共生』は可能か―教育における挑戦」勁草書房
松本 淳 編(1994)『留学―日本の教育のすきまを埋める』エイデル研究所
嶺井明子 編著(2007)『世界のシティズンシップ教育―グローバル時代の国民/市民形成』
東信堂
箕浦康子(2006)『子供の異文化体験―人格形成過程の心理人類学的研究 新思索社
宮島喬・加納弘勝 編(2002)『変容

地域

札幌市

役割

英語科教諭・英検準会場運営責任者

規模

80名

期間
2001年 〜 2015年頃

氏名・職歴の開示について

氏名:(開示前)

職歴:(開示前)


自己紹介

高等学校教員(英語科)在職中に北海道大学大学院修士課程に入学し、勤務校の国際交流・姉妹校交流担当者としての研究関心から「学校の国際化」についての研究を行いました。退職後、北海道大学大学院教育学院博士後期課程に入学し、学校におけるグローバル人材の育成という観点から、国際バカロレア(IB)の研究を始めました。グローバル化の進展する現代社会において、学校のカリキュラム設計の中にこれまでの留学・国際交流・ALTとの業務をどのように組み込んでいけるかは大切な視点であると言えます。IB実践校での調査やインタビューを通して教育現場の現実に向き合いながら研究をまとめていきたいと考えています。

職歴

開示前(決済前には開示されます)