社会調査ノウハウを活かしたリサーチのポイント&事業のサポートについて話せます
■ 「ツカエル社会調査」のプロとして、具体的な経験の内容
社会人になってからは、新聞社の広告局で新聞広告の読者反響調査を年間50本近く行ってきました。インターネット調査が主流になる前、文字放送システムによる機器設置型オンライン調査による調査分析や、日本新聞協会が行う全国調査の設計・分析にも携わりました。
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シンクタンク時代は、多くのアンケート調査に関わりました。広告会社が「勝つプレゼン」をするために必要なデータや、市場規模を分析するため何をどのくらい買ったかを詳細に聞く調査、全国の商品を開発するためにモニターに機器類を預け実際に動くかどうかを試す調査、あるサービスを毎日使ってもらいその使用感をSNS上で日記形式で書いてもらう調査など。
いわゆるアンケートだけではなく、6人程度でお互いに話を深めてもらうグループインタビューや、関係者にできるだけ深く事情を聞くデプスインタビューなど、今考えられうる調査はほぼ企画し運営・分析をしているます。
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アンケート調査はなぜやるのでしょうか。
仕様に入っているから仕方なく、住民や購入者の生の意見をきくことが大事だから、数字で見せることで説得感がでるから、KPIを測定することに迫られて。
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どれも業務としては重要な目的だと思います。
私は、「作りたい未来に向かっての対話のプロセス」として、社会調査を位置づけています。
いくつかのサービス仮説のニーズを確認するために行う「検証型」
フラットにアンケート結果を得てクロス集計などの軸の設定で強みや独自性を把握する「分析型」
調査には大きく分けてこの二つがあると思いますが、
検証型に求められる支援は、「現実的な仮説をたくさん立てること」
分析型で求められる支援は、「分かりやすい分析軸で説明できること」
だと考え、皆さんと一緒に考えて行ければと思っています。
■ 実績や成果
広告代理店のプレゼンの資料作成のための「勝てる」調査(調査設計からアウトプットまで最短1週間で実施していました)
WEBサービスの新ブランド移行にあたってのPR戦略構築および、継続的なブランド認知調査
美術館・博物館等の来館者へ面接で調査を行う顧客満足度調査(年間50回程度を5年間企画運営)
施設の外国人の来館者数・割合を把握するための調査(6施設で2年間ほど、計15回企画運営)
施設外国人に来館理由等を尋ねる調査(5施設で10回ほど企画運営)
全国の公立文化施設への悉皆調査
映像ソフト市場規模策定のためのユーザ動向調査(年1度 5年間企画運営)
自治体の各種計画策定のためのアンケート調査(総合計画や総合戦略策定のための住民アンケート、介護保険事業計画のための日常生活圏域ニーズ調査等各種調査、障害福祉計画策定のための調査等)
地区懇談会やサービス提供者を対象にしたグループインタビューやデプスインタビュー
新規サービスの各種モニター調査(会場集合調査・自宅日記式調査・SNSを活用したオンライン会議室の運営等)
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
業種等は多岐にわたっておりますが、特にマスメディア、広告、通信、文化芸術、保健福祉、行政(地方自治体・地方創生系)などの経験が多かったです。また各種調査会社とのやりとりが多かったため、調査会社ごとの強みや対応方法についても助言が可能です。
■ 関連する論文やブログ等があればURL
裏方仕事が多かったため、これまであまり出していませんでしたが、前職でのしごとでこのようなインタビューを受けたことがあります。
http://telecom.nikkei.co.jp/voice/ifa/
■ お役にたてそうと思うご相談分野
・アンケート調査全般の仕様の策定及び作業の支援
調査票の設計・調査会社の選定・アンケート票の校閲・集計や分析方法の提示等アンケート全般の支援(作業分担については応相談)
・アンケート開始前に決めるべき、「アンケートの目的・目標設定」についての相談
(検証型に必要な)アンケートで導くべき仮説の整理、(検証型に必要な)分析軸の整理、既存調査等との整合性のチェック、報告書や最終レポート等アウトプットに応じた調査のやりかたの整理等
・社会調査全般についての概略の説明
どういうときにアンケート調査が必要か、だれにどのようなアンケートをするべきか、各種調査の内容がど
■その他
地域: 東京を中心に、出張で全国の町村レベルまで行っていました
役割: 調査研究プロジェクトを束ねるプロデューサー兼ディレクター職
規模: 20人規模の会社で10名程度のチームでやっていました