再生可能エネルギーのボイラー設計と省エネルギーについてお話できます

  • 機械(ボイラー)
  • 研究開発

経験内容

○当該業務の目的:震災時に電力供給・燃料供給が停止又は減少した場合に、①最低限の熱供給設備の消費電力の発電を行う事、②化石燃料でない燃料で熱供給ができる事が震災時の熱供給には必要なため、木質燃料による自立運転が出来る熱エネルギー供給システムの開発と実用化。
○当該業務の立場と役割:小型蒸気発電機と既存の木質燃料蒸気ボイラとのシステム設計、システム試験、試験結果分析、システムの改善改良と一連の開発業務全体の指導業務を本業務責任者として行った。
○技術的な課題:熱エネルギーを利用した発電システムでは、①温水の発電では冷却工程があるためにシステム発電効率は10%と悪くなり、②蒸気の発電では圧力差による発電で発電後の蒸気は圧力と乾き度が低い蒸気となり設備利用としての価値が低くなる。
○技術的な提案:温水の発電ではなく蒸気ボイラとし、蒸気の発電後の圧力と乾き度が低くなっても蒸気の熱量は大きく減少しないため、①熱交換器を介して高温水を供給できるシステムの熱供給バランスと②木質燃料蒸気ボイラ特有の応答性の悪さから発生する余剰蒸気を熱交換器へ直接供給する運転システムを提案した。
○技術的成果:発電後の蒸気(大気圧、乾き度30%)との熱交換で給水は20度→80度での供給が可能となり、システム発電効率も78%と温水の発電の10%から大きく改善。熱エネルギーの有効利用を実現した。地方の市町村等からは震災時に利用できるとの評価を得たが、移動可能なボイラシステムの強い要望を受け、移動式の設計に移行した。

お役にたてそうと思うご相談分野

木質バイオマスボイラに限らず熱供給設備の設計、運営、省エネルギー

地域

日本各地

規模

200kW~1200kWの熱供給設備

期間
2008年 〜 現在