リリウムイオン電池業界における日本勢の興隆から没落に至る歴史について話せます
37年間の会社勤務の中で、主に、BtoBの営業に携わってきましたが、代表すべきキャリアは、リチウム
イオン二次電池の重要部材であるセパレータの営業活動に、16年間携わってきた事です。
以前より、リチウムイオン二次電池は、電気自動車のキーデバイスとして、注目されてきましたが、昨年
の吉野彰氏のノーベル賞受賞や、コロナ禍の中で電気自動車の米国ベンチャー企業のテスラ社が時価総額で
トヨタを抜いてトップになる等、その注目度は、益々、大きくなってきています。個人的にも、そのような
業界の中で、長年に亘って、有意義な仕事をさせて頂いた事に、今更ながら、大変、感謝しています。
その一方で、私の現役時代には、電池メーカー、部材メーカー共に、日本メーカーが業界を牽引してきまし
たが、昨今の状況を見ると、様子が随分、変わってきているようです。
何度か、インタビューを受けている中で、感じた事があります。リタイヤしてから、時は経過しましたが、
この業界の黎明期から最盛期という時期に、仕事をさせて頂く中で、得る事のできた貴重な経験や知識は、
今でも、今後の業界を背負っていかれる方々のお役に立てるものと信じています。
■その他
地域: 日本、韓国、中国
役割: 創業期の営業担当からスタートし、最終的には、営業部門のマネジメント
規模: 業界シェアトップで、電池業界のトップメーカーと取引